スイングトレード注目株 今週の銘柄・手法は?
株スイング.com管理人がテクニカルで選んだ今週のスイングトレード注目株をピックアップしました。
市場:東1
業種:金属製品
株価10,700円 12/22 引け時点
信用:貸借 単元数100株 最低購入額:1,070,000円
トレンドフォロー ダブルボトム 押し目買い
この銘柄のポイント
最低購入額が100万円を超えているので、手が出し難い方もいるかもしれませんが、今回は家庭用ガスコンロ、給湯器で有名なリンナイのチャートに注目してみたいと思います。
8月の暴落後上昇トレンドに乗って11,400円ほどまで上がった後、トレンドライン①まで調整してきた局面です。日足がダブルボトムを形成しており底値圏のチャートパターンもみられます。
スイングトレード手法・戦略
トレンドフォローの押し目買い
戦略は、トレンドライン付近まで落ちてきたところを拾っていく「トレンドフォローの押し目買い」です。
- トランドライン①のライン付近まで押してきたこと
- 底値圏のチャートパターンが出現していること
この2つを根拠にトレードを組み立てていきます。
ポイントとしては、レジスタンスライン(サポートライン)として引いた10,800円付近の抵抗を超えれるかどうかです。赤丸で囲いましたが、よく見ると少し前のダブルトップのネックラインも10,800円ですし、この値が意識されているのが分かります。
この後の値動きとしては、
- 10,800円付近のレジスタンスライン(抵抗帯)を超えトレンドライン①に沿って上昇
- 10,800円付近のレジスタンスライン(抵抗帯)とトレンドライン①の間で少し揉み合ったあと上昇
- レジスタンスライン(抵抗帯)付近の攻防で売り圧力に負け、トレンドライン①を割り込んで下落
こんなシナリオが想定できます。
もしトレンドライン①を割り込んで下落するようだと、週足レベルでヘッドアンドショルダー(三尊)のような形になりますのでテクニカル的には、下方向への意識が強くなります。前回の銘柄でも言いましたが、短期トレンドは、中期トレンドの大きな波の力には勝てないと考えるのが基本です。
トレンドライン①を割り込みそうなら、今回の買いエントリーは失敗です。スイングトレードの醍醐味はスイング(=回転)です。一回一回のトレードの勝敗を気にしても仕方ありませんので、サクッと損切りして、次の機会、次の銘柄を探します!
<売り時・買い時>
利益確定ポイントと損切りポイントの候補
目標ポイント①:11,400円付近 直近高値
損切りポイント①:10,300円付近 前回の安値付近
損切りポイント②:トレンドライン①を明確に割り込んだら
株を売るタイミングが分からない方
私は、トレード本や株情報サイトでトレードのコツを知るまでは、株を売るタイミングが分からずデタラメなトレードをしていましたが、意外と株を売るタイミングが分からないままトレードをしている方っているんじゃないでしょうか。
こうした損切りポイントなどを決めておかないと急落時に取り返しのつかないほど損失を出してしまったりしますから、これまで、なんとなくトレードしていた方は意識してトレードすることを心掛けた方が良いと思います。
簡単に買い時・売り時マスターになれる方法を紹介
トレード本を数冊読むのもいいんですが、本を読むより簡単な方法があります。それは、株情報サイトの推奨銘柄をみることです。
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