新元号が「令和(れいわ)」に決定
2019年4月1日、日本政府は「平成」の次の元号を「令和(れいわ)」に決定した事を発表しました。安部首相は記者会見で「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明しています。
新元号の出展は日本古典「万葉集」から
西暦645年の「大化」から現在の「平成」まで247の元号のうち、確認出来るものは全て中国の古典が出典元でしたが、今回の「令和」は初めて日本の古典から採用される事となりました。
採用されたのは「万葉集」。
万葉集は、7世紀後半から8世紀後半にかけて作られた日本に現存する最古の和歌集です。天皇、貴族や下級官人、防人など様々な身分の人々が詠んだ歌を4500首以上も集めたもので、成立は759年以後とみられています。
日本文学における第一級の史料で、方言による歌もいくつか収録されており、その中には詠み人の出身地も記されている事から、方言学の史料としても重要な史料となっています。
新元号「令和(れいわ)」は、この万葉集の巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文を典拠としています。
新元号「令和」関連銘柄が急騰・ご祝儀相場へ
今回の新元号発表は、天皇陛下が生前退位のご意向を示された事で改元が行われる為、従来の改元時のような「現天皇陛下が崩御→自粛ムード→改元」とはならず、国民全体で祝賀ムードに包まれていますね。
株式市場でもご祝儀ムードが拡がったのか、日経平均株価も大きく上昇しましたし、新元号「令和(れいわ)」にちなんだ【4317】レイが一時15%も株価を上昇させるなどの動きを見せました。
日本人は昔から「ゲンを担ぐ」文化があります。
こういった銘柄が急騰するのも、祝賀ムードで迎える新元号の発表を、『損得無し』で投資をする事で「ゲンを担ぐ」日本人の心意気があるからこそ。日本人の心意気、気質、大切にしたい文化だと思います。
今や元号を使用しているのは世界で日本だけだそうです。世界最初の元号を使用した中国ですら、失ってしまった「元号という文化」ですが、日本だけは永遠と元号の文化を引き継いで行って貰いたいと願うばかりですね。
尚、新元号「令和」は201年5月1日午前0時から令和元年となる予定で、ゲンを担ぐ文化が大好きな日本では、ブライダル関連銘柄や旅行関連銘柄など、記念需要に大きな注目が集まりそうです。
また初めて新元号の出展が日本古典となった事で「万葉集」がブームになる可能性もありそうです。書籍関連株などもチェックしておくべきかもしれませんね。
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