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気象庁発表「エルニーニョ現象継続」で今年の夏は冷夏関連株に注目?!

気象庁発表「エルニーニョ現象継続」で今年の夏は冷夏関連株に注目?!

気象庁がエルニーニョ監視速報を発表

気象庁は2019年1月10日にエルニーニョ監視速報を発表し、この秋に発生したエルニーニョ現象が続いていると見られ、春にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い見通しとなった事が判明しました。

エルニーニョ現象・ラニーニャ現象とは

エルニーニョ現象とは、南米ペルー沖の海域は基本的に冷水海域ですが、数年に一度赤道方面から暖かい海水が流れ込む事があります。その影響で、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象を「エルニーニョ現象」と呼びます。

逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象を「ラニーニャ現象」と呼びます。

語源については、南米ペルー北部の漁民が毎年クリスマス頃に現れる小規模の暖流の事を「エルニーニョ」と呼んでいました。エルニーニョはスペイン語で「男の子」や「神の子」を指す言葉として使われています。逆に「ラニーニャ」は「女の子」を指す言葉となります。

エルニーニョ現象が起きた場合の日本への影響とは?

日本への影響としては以下の状況が起こると言われています。

「エルニーニョ現象」が起きると日本では…「冷夏」「暖冬」

「ラニーニャ現象」が起きると日本では…「猛暑」「寒波」

現在エルニーニョ現象が発生していますので、日本への影響としては「暖冬」と「冷夏」が起きると予想されますね。今年はエルニーニョ現象の影響で「暖冬」が続いていますので、2019年の夏は「冷夏」になる可能性が高そうです。

尚、2014年夏から2016年春に掛けて発生した「エルニーニョ現象」の時は、海面水温が平年基準より3℃も高い状態が長く続き、この期間は東南アジア諸国で集中豪雨などの水害が多発。またパプアニューギニアなどでの南太平洋諸国では深刻な水不足などが発生しました。

日本における影響としては、2017年は8月に21日間連続の雨や、25度前後の気温が続くなど「冷夏」となったのは記憶にも新しいところです。雨量が多くなるのは気になるところですね。

2019年「冷夏」だった場合にメリット・デメリットのある銘柄

もし、日本で今年の夏が「冷夏」だった場合に、業績に悪影響を与えそうな分野としては【農業関連】【ビール・飲料関連】【エアコン関連】などが挙げられます。特に農業関連は不作が予想されますので、野菜の高騰など様々な分野に影響が波及する可能性もありそうです。

逆に冷夏になる事で恩恵を受けそうなのは、農作物が不作だった場合に相対して業績が伸びる、【農作物不作関連】の銘柄。例えば、コメ不足の懸念が広がれば米穀卸業を営む銘柄に思惑が向かう可能性もありますし、代替え需要として冷凍食品メーカーなどに物色人気が向かう可能性もあります。

また、雨が多くなった場合には、昨年とは違った形での水害に注意しなければなりません。【水害対策関連株】には今年の夏も注目が集まりそうですね。

まだ寒い時期なので、「夏」に関するテーマを取り上げるのは気が早いかもしれませんが、現時点でエルニーニョ現象が発生し、それが春以降も続く可能性が高まっている以上、「今年の夏は冷夏になるかもしれないな」と、頭の片隅にでも留めておいた方が良さそうですね。

2019年注目のおすすめ「スイング向きテーマ株」

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