2019年飛躍に期待【人工知能(AI)関連】の出遅れ株
人工知能(AI)は少しづつですが、私達の生活にも影響を齎し始めています。例えば日本の企業で今、ムーヴメントを起こしているのが「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の分野で、ホワイトカラー業務も人間から代替可能な段階へと進んでいます。
先日は富士通が45歳以上従業員へ大規模なリストラを行った事が大きく報じられましたが、その理由の一端には人工知能(AI)の発展や将来性が有ったからかもしれませんね。
「終身雇用の終焉」富士通が45歳以上リストラのニュースで狙いたい銘柄 |
現在は急速に発達する人工知能(AI)を専門分野とした技術者(データサイエンティスト)が不足している事から、【人工知能(AI)人材育成関連銘柄】にも徐々に物色人気が波及している状態です。皆様は既に関連銘柄はチェック済みでしょうか。「AI人材育成関連銘柄」に関しては以前まとめた記事がありますので、気になる方はチェックしてみて下さい。↓↓
大本命テーマの出遅れ株「AI人材育成関連銘柄」まとめ |
人工知能(AI)は鉄板のテーマ株
日本で人工知能(AI)に率先して投資を行っているのは孫正義氏率いる【9984】ソフトバンクグループです。同社の18年4-12月期の最終利益は1兆5383億円に達し、トヨタ自動車を上回った事は大きな話題にもなっていましたね。大きく寄与したのは、AI関連ベンチャー企業への投資が成功したからに他なりません。それだけ人工知能(AI)分野の将来性は高く、長期投資を考えるなら鉄板のテーマ株と考えて良いのでしょう。
また現在は米中が激しく貿易戦争を繰り広げていますが、これもつまりは「人工知能(AI)」分野をどちらが制する事になるのかの代理戦争的な意味合いが強いとの見方もありますね。
世界知的所有権機関が発表した昨年1年間の特許国際出願件数では、米国が出願件数5万6142件なのに対して、中国が5万3345件と肉薄しています。その主な内訳は人工知能(AI)に関連した技術分野となっているそうです。中国は国が主導して人工知能(AI)分野に巨額資金を投入しており、米国がこれに脅威を感じているという図式ですね。つまり米中貿易摩擦の本質は、「ハイテク分野の覇権争い」が本筋といったところでしょうか。
インターネットの次に私達の生活を一変させるような技術革新は恐らく、人工知能(AI)である事は間違いないでしょう。株式市場でも大本命のテーマ株として長く注目を集めて行く事になりそうです。個人的には株式市場でも近い将来に「AIバブル」が起きるのではないかと考えていますよ。期待も込めて。
人工知能(AI)関連銘柄といえば、既に多くの有名銘柄が候補に挙がっていますよね。例えばトヨタ自動車とAIの分野で提携した【3906】ALBERTや人工知能エンジンKIBITを展開している【2158】FRONTEOなど。なので今回はスイングトレード向きの銘柄として、敢えて「出遅れ気味の人工知能(AI)株」をピックアップしたいと思います。
スイング注目株【3826】システムインテグレータ
時価総額:10,259百万円
3月29日時点株価:926円
年初来高値:1,390円(18/10/17)
年初来安値:446円(18/01/04)
ディープラーニング技術を活用した製品やサービスを展開している企業で、新AIサービス「アイシア アノマリー ディテクション」を2018年秋から展開しています。生産工場などで品質検査の自動異常検知システムなどに利用されているそうですよ。また、ネット上で開示されている当該企業に関する情報を人工知能(AI)が自動で更新し、常に鮮度の高いコンテンツを顧客に提供する技術なども手掛けています。人工知能(AI)関連技術の中では少し地味な印象ですが、その分、時価総額も低いので、物色人気に火が付けば期待が出来そうです。
スイング注目株【3961】シルバーエッグ・テクノロジー
時価総額:4,210百万円
3月29日時点株価:1,445円
年初来高値:2,293円(18/01/15)
年初来安値:906円(18/12/25)
同社はAI技術をベースにアパレル業界や人材サービス業界を中心にマーケティング支援ツールを展開している企業です。香港のAI機械学習ベンチャー特化型のZeroth社との資本・業務提携が強みで、香港発のAIベンチャー新技術を日本に輸入する狙いが有りそう。そうなれば日本国内のAI産業に大きく寄与する可能性で考えると、人工知能(AI)関連銘柄の出遅れ株として大化けの可能性まで視野に入れたいところですね。
スイング注目株【4725】CACホールディングス
時価総額:30,196百万円
3月29日時点株価:1,474円
年初来高値:1,475円(18/03/05)
年初来安値:819円(18/12/26)
同社は独立系のシステム構築を専門で行っており、IT大国として知られるインドに現地法人を擁し、海外展開の実績も有ります。人工知能AI技術を活用した「感情認識AIビジネス」を手掛けています。推しポイントは配当利回りが3.42%(3/29時点)と株主還元の姿勢も高いところ。キャピタルゲイン、インカムゲインの両面から狙えそうな人工知能(AI)関連株としてチェックしておきたいですね。
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