日経平均急落！1ヶ月ぶりに2万2000円割り込む！
久しぶりに本日は朝から厳しい相場模様の地合い悪な一日となっていますね。
本日の日経平均は前日終値2万2339円に対して、72円安の2万2267円で始まりました。
その後も売りが加速し、寄り付き直後から下げ幅を拡大する軟調な展開に。
前場中ごろには2万2000円が意識された攻防も確認され、一時はもみ合いとなりましたが、買いは続かず11時過ぎには2万2000円を割り込む事態に。
そして、13時頃に確認された本日の安値は前日比-544円の2万1795円となりました。
日経平均(1分足)
13時15分現在、東証1部で92％の銘柄が下落している全面安商状です。
新興市場ではジャスダックで78％が、マザーズ市場では88％の銘柄が値を下げる一日であり、朝から非常に厳しい展開が続いています。
尚、売りが嵩んだ要因として複数の理由が考えられています。
昨日、内閣府が発表した国内総生産(GDP)成長率は、今年1月発表の前年度+1.4％から大幅な下方修正となる-4.5％を発表し、リーマンショックのあった08年度の-3.4％を超える大きな落ち込みとなりました。
他にも、厚労省が本日発表した6月の有効求人倍率は前月の1.20倍から1.11倍へと落ち込んだことや、東京都で新型コロナの新規感染者が過去最多を100人近く上回る460人以上との速報が確認されたこと、ピークを迎えた4-6月期決算発表で低調な決算を発表した企業が続くことなど、様々な要因から投資家マインドが冷え込んだと考えられています。
一時的な下押しとなり週明けには値を戻す展開が望まれますが、このまま日経平均が終値基準でも2万2000円を割り込んで引けますと、来週も警戒が必要となるかもしれません。
本日の引け後はもちろん、この土日の間にも何らかの売買材料が確認される可能性もあるでしょうし、当面は神経質な相場となるかもしれませんね。
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