均株価 前日比1,051円高の超反発!
コロナショック後のバブルとまで呼ばれ、強い推移を見せていた日経平均は、先週から崩れだし株価は続落していました。
その下げ幅は11日以降の直近3日間で1,593円と大きく、特に昨日は-774円と急落したことで警戒される事態に。
そんな危機感高まる中、本日の日経平均は前日比+1,051円(前日比+4.88%)の2万2582円大幅反発しました。
日経平均株価(日足)
朝から前日比+400円近く高く始まり2万2000円付近でもみ合いを続けて前引けを迎える形に。
後場になると日銀会合で大規模な金融緩和策の維持が伝わり、上げ幅は200円超と急拡大します。
特段のサプライズはありませんがネガティブに受け止められることもなく、そのまま堅調な推移を続けて2万2582円で本日の取引を終了したのです。
約3ヶ月ぶりに1,000円超という大幅プラスという驚きの展開を迎えたわけですが、その理由は米国の積極的な金融政策や財政政策への期待とされています。
さらにトランプ米政権は景気てこ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画を検討しているとの報道も。
景気回復期待から、海外投資家が株価指数先物に買いを入れたとされており、前日まで売っていたヘッジファンドや個人投資家の買い戻しが膨らんだ模様です。
15時以降の夜間の先物は反落し、株価は上げ幅を縮小する展開となっています。
極端に大きな下げ方でもありませんが、やはり一本調子で上昇を続けるほど簡単な相場ではありませんね。
明日以降がどのような展開を迎えるか、今夜の米国市場と併せて注視したいところです。
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