日経平均 後場から急落で前日比658円安！
本日の日経平均は前日比276円安の2万2848円と安く始まり、その後は2万2900円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いが続きました。
しかし、後場に入るとその様相は一変。
後場寄り早々から株価は急落し始め、30分足らずで株価は2万2600円まで値を下げます。
その後は多少戻す場面もありましたが、上値は重く2万2600円を割り込んだ水準での推移が続き、大引け前には一段安してほぼ安値引けの2万2478円(前日比-646円)で本日の取引を終えました。
日経平均株価(1分足)
後場からの売られ方を見ると、何かの悪材料でも判明したのかと思いましたが、調べてみても特段の理由は確認されません。
朝方に、4-6月期の大企業景況感指数がマイナス47.6と、リーマンショック直後のマイナス51.3に次ぐ過去2番目の低さだったことや、明日はSQの算出日であること、他にも前日のNYダウの売られ方などが理由とされていますが、後場からの急な下げ方を見るとあまり腑に落ちませんね。
ただ、新型コロナが猛威を振るったピーク時の2～3ヶ前の相場ならこういった展開も日常的でした。
一日で1,000円動く日も多々ありましたし、最近の堅調な相場が続いていたことで過剰に見ているのかもしれません。
また、最近の日経平均は2週間以上も押し目らしい押し目を作ることなく、上昇基調を続け上げ幅は2,500円近くに及びます。
そう考えると利益確定売りが出るのも自然な反応ですし、いつかはくる調整が今日訪れたといった程度なのかもしれませんね。
チャート面で考えると、本日の下げは印象的でも更なる下押しの可能性も考えられる状況ですし、ここ最近の上昇基調も一旦のストップがかかったとして冷静に対処した方が良さそうですね。
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