緊急事態宣言 7日に宣言・8日に発令か!?
日に日に感染者数が増え続ける新型コロナウイルス。
先週土日には、都内の一日当たりの感染者数は4日(土)は117人、そして5日(日)は143人と2日続けて100人を超え、都内の累計感染者数は1,033人と急増しました。
尚、6日時点で判明している国内の感染者数は3,880人であり、亡くなった人は95人とのこと。
その内訳は東京都の1,033人が最も多く、次いで大阪府408人、神奈川県267人、千葉県260人といった状況です。
危機的状況といえる感染拡大を受けて、政府は緊急事態宣言を発令する意向を固めた模様です。
本日、午後6時過ぎより感染症対策本部を開き、準備に着手し、東京都など首都圏や大阪府などを軸に検討しされるようです。
尚、緊急事態宣言が発令された場合、具体的な措置は都道府県知事が決めますが、外出禁止や、学校の休校、百貨店や映画館、遊戯施設の休業など強制はできず、強く休止を要請するといった内容に。
大手スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどは緊急事態宣言が出た場合でも原則として営業を続けるとされていますから、海外のような厳しい体制ではなく、極論、今の状況と大きな違いはないのかもしれませんね。
ちなみに、各取引所は通常通りに開かれ株式や先物など普段通りに売買できるようです。
本日は朝方から緊急事態宣言に関する話は確認されていましたが、そんな中でも強い反応を見せた本日の日本市場を見ると、まだまだ不安定な値動きが続くかもしれませんね。
個人的には緊急事態宣言の発表はどうしても経済の悪化へと繋がるでしょうし、シンプルに株価は下げると思っていたので今日の反応は驚きです。
一説には、緊急事態宣言によって感染拡大に歯止めがかかり抑制が期待されるため投資家心理が改善したという話も聞かれますが、あまり釈然としませんね。
いずれにせよ、日本だけでなく米国や欧州株など荒い値動きを続けています。
本日の強い反発だけを見て決めつけるのはリスクが大きいですし、当面は急な変動に注意したいですね。
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