NYダウは前日比1338ドル安で大台の20,000ドル割れへ！
最近は日本市場よりも派手な値動きを見せる米国市場に注目しているのですが、またも昨夜は激動の一日でしたね。
NYダウの始値は前日比1049ドル安と大幅マイナスでスタートしましたが、その後は売り買いが拮抗しもみ合い商状に。
しかし、次第に売りが勝ると下げ幅を拡大し、ついに日本時間の深夜2時頃にはサーキットブレーカーが発動し一時売買が停止しました。
先週9日に初めて確認されたサーキットブレーカーですが、わずか2週間で4度目の発動が確認されるとは驚きですね。
取り引き再開後も下げ止まることなく、ついに下げ幅は2320ドル超という場面まで確認されました。
終盤にかけて下げ幅を縮小しましたが、結局、NYダウの終値は大台の20,000ドルを割り込む19,898ドル(-1,338ドル)でした。
前日には米国民に向けて1,000ドルの小切手給付などを発表し好感されましたが、やはり市場の混乱を鎮めるには至らない模様です。
余談ですが、2017年1月のトランプ大統領就任時のNYダウは1万9732ドルでした。
つまり3年かけて上昇し続けた1万ドルに迫る大きな上げ幅を、わずか一ヶ月でほぼ帳消しとしているのです。
大統領選を控えるトランプ大統領にとって、これは看過できない事態でしょう。
ここで下げ止まらないようなら、更なる手を講じてくるかもしれませんね。
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