NYダウ -2997ドル!過去最大の下げ幅を大幅更新!
ここ最近、度々「過去最大」という言葉を使った記事が続きましたが、またも「過去最大」の下げ幅が確認されました。
それは昨夜のアメリカ市場、NYダウです。
先週12日に過去最大として2352ドル安もの大きな下げ幅が確認されましたが、昨夜は2997ドル安と更に過去最大を更新する下げ幅が確認されたのです。
取引開始と共に株価は急落し、9日・12日に続いて再びサーキットブレーカーが発動。
取り引き再開後は一段と売りが加速し、ついに場中では一時3000ドルを超える場面まで確認されたのです。
FRBは15日に1.0%の大幅利下げを発表しましたが、投資家心理は改善せず株安に歯止めがかかりません。
また、トランプ大統領は、今年の7月から8月頃まで新型コロナウイルスの流行が続く可能性があるといった発言も加わり、下げ幅を一段と拡大するに至りました。
そんな波乱の米国市場に対して、本日の日本市場も不安定な動きを見せています。
日経平均株価(1分足チャート)
日経平均は寄り付き直後、1000円超の大きな上げ幅が確認されましたが、その後は半値近く値を下げもみ合いに。
結局、前日比で100円から200円前後のプラス圏を維持していますが、方向性のつかめない値動きですね。
尚、昨夜23時より安倍首相は主要7カ国(G7)とテレビ会議を開きましたが、定期的にやり取りし協力を深めていくことで合意した、といった話は聞かれましたが、直接的に市場に影響を及ぼすような内容は確認されていません。
もっとも、首脳陣によるテレビ会談で具体的な対策が決定→発表という流れは現実的に薄いでしょうが、いずれにしても当面は各国が対策に全力を向けてくるでしょうし情報収集を怠るべきではありませんね。
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