トヨタ株主総会「高齢者運転の事故多発」議題に挙がる
高齢者運転による、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が相次いでいる問題で、政府は高齢ドライバー専用の新しい限定免許をつくる方針である事が報じられました。
また、東京都知事は11日にアクセルとブレーキを踏み間違えた際に急発進を防ぐ装置の取り付け費用を9割程度補助する方針を表明した事で、急発進防止装置の取り付け工事が増加する思惑から、カー用品関連銘柄への注目度が高まっています。
また、6月13日にはトヨタ自動車が定時株主総会を開催。
株主と役員との質疑では、昨今目立つ高齢者による交通事故に関連する質問が目立ちました。
「高齢者が運転する車が暴走する事故で、プリウスが頻繁に登場する」などの指摘に対し、豊田社長は「プリウスの販売好調が続いた事で、利用者の多い車の為」との認識を示しました。また併せて「踏み間違い防止の後付け装置の対応車種を年内に12モデルに拡大する方針」である事を示しています。
今後の自動車業界は、踏み間違い防止の安全装置やドライブレコーダーなどが標準装備化して行く事になるかもしれませんね。現状普及している自動車に対しては、後付け装置となりそうなので、カー用品を取り扱う関連株には当面、注目が集まりそうです。
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