連休明けの相場ということで方向感に欠ける展開でしたが、18,450円付近の強いレジスタンスラインはやっぱり超えられず…。
NYダウの日足も陽線が短くなり陰線を付けていますし、日本株も9月29日から続いた上昇は一服しそうなので利益確定売りが入りそうな局面になってきました。
日経平均株価は1,000円以上株価は上昇してるので、このまま上に突き抜けることは考え難いので、今週は、一旦押し目を作るか、レンジが妥当なところでしょうね。
さて、今注目されているテーマと言えば、日本郵政グループの上場ですが、先日、友人から「日本郵政グループの株は買いますか?」と質問されました。
こればっかりは、その時の地合いと盛り上がり具合いを見てからになりますが、個人的には手を出さないと思います。
実際、どうなんでしょうね?
仮条件価格の上限で計算されたPERは3社いずれも16~17倍程度で、割安感はありますが、来期は、かんぽ生命を除いて減益予想です。
正直、企業として今後大きな成長性を秘めているようには見えませんから、企業としての伸びしろは薄く、成長性を期待して買われる事はなさそうですよね。
但し、株主に優しい安部さんは、向こう2~3年で配当利回りを3%~4%ほどに引き上げる事を目標にしています。アベノミクス第三の矢として「コーポレートガバナンス改革」を宣言していますから、国策筆頭の郵政グループの高配当利回りは約束されているようなものです。
超高配当銘柄として「超優良銘柄」ですし、国も、証券会社も、メディアも、過去に類のないほど気合いを入れて売り込んでいます。IPO狙いや、長期投資をしているなら迷わず「買い」でしょうね。株価が安定した頃に長期投資家の資金は自然と向かってきそうです。
いずれにせよ、ビックイベントである事には変わりありませんから、相場が盛り上がってくれる事を期待しています。
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