時はキャッシュレス戦国時代
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2019年10月の消費税増税に伴い導入されるキャッシュレス決済によるポイント還元施策で、キャッシュレス決済後進国と言われる日本にもキャッシュレス化の風が一気に吹いている状況です。
2019年3月27日に「LINE Pay」の【3938】LINEと「メルペイ」の【4385】メルカリがキャッシュレス普及に向けた業務提携に基本合意したことを発表しました。現在は正にキャッシュレス戦国時代と形容するに相応しい状況で、どこが覇権を取る事になるのか大きな注目を集めていましたが、ここに来て「提携」という形で、利用する顧客や加盟店の迷いを払拭する動きが出て来る事となりました。とりわけキャッシュレス戦国時代に有力二大勢力が同盟を結んだ形ですね。
今回の提携では、加盟店は「LINE Pay」か「メルペイ」どちらかを導入すれば、どちらのユーザーの利用も獲得する事が出来、請求は加盟した側という図式となるそうです。決済の手数料などは現時点では不明ですが、加盟店側にとってはこういった「提携路線」は歓迎材料となる事でしょう。
現在は様々なキャッシュレス決済事業社が乱立している状況で、恐らく加盟店側もどこのキャッシュレス決済会社を選べば良いのか判らない状況なのではないでしょうか。しかも日本は現金決済が強く文化として根付いている為に、キャッシュレス化への壁は想像以上に高い事が予想されます。
その中で、キャッシュレスを推進する事業社同士が「提携路線」を歩む事で、加盟店側が安心して加入出来る環境を整えるというのは喫緊の課題でもあります。現金大国の日本が本格的にキャッシュレス化を進める為には「乱立→提携路線」を歩むのが一番の近道となる事でしょう。事業社が乱立し過ぎて現金決済より不便になっては本末転倒ですから。
気になるのは今回の「提携」を受けた競合他社の動向でしょうか。
第1弾、2弾と合わせて総額200億円のキャンペーンを行っている「PayPay」は3月26日に全国のローソンで利用可能となりました。元々、ファミリーマートでは利用可能だったので、残るコンビニ大手は「セブンイレブン」という事にもなります。ここでセブンイレブンが独自のキャッシュレス決済に舵を切る事になれば、利用者としてはやはり「不便」に感じてしまいますよね。ですが一社がキャッシュレス決済市場を独占をしてしまうのは危険な事でもありますから、やはり複数の大手が「提携路線」を結ぶ事が、利用者も加盟店もキャッシュレス事業社も最適な「着地点」なのかもしれません。
他にも「楽天Pay」や「OrigamiPay」の動向も気になるところですよね。引き続きキャッシュレス関連株の動向と合わせてチェックして行きたいですね。
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