アルペンが「体験型アウトドア店舗」新業態店を拡大
スポーツ用品販売小売の【3028】アルペンは、新業態の「体験型アウトドア店舗」を6月までに6店開業する事を発表しました。この分野は市場の成長が見込める為、既存店を改装する方針だそうです。
アルペンは2018年4月に愛知県春日井市の既存店を「アウトドアーズ」に転換、扱う商品は160ブランド5万点以上とかなりの規模となっており、売上も好調で、県外からの客足も目立つ程の人気となっています。他にも登山やスキーなどの山岳用品をメインに取り扱う「アルペンマウンテンズ」を東京都にも展開しています。
近年のアウトドアブームや登山人気などもありますが、街のファッションでも「機能性」を重視される傾向が出てますよね。例えば着やすさや動き易さ、伸縮性など。ユニクロなどのファストファッションだけではなく、そういった流れはフォーマルの分野でも注目されるようになって来ました。スーツにスニーカーが当たり前の時代ですからね。
【7564】ワークマンも新業態「ワークマンプラス」の出店で「FieldCore」「Find-Out」「AEGIS」の主要3ブランドの認知度が高まり、客層が拡大、売上も好調なようです。やはり今後は「機能性」の高い洋服にビジネスチャンスがありそうですよね。
アルペンはスポーツ人口の減少や暖冬などでスキー用品の不振などが懸念されていました。300名規模のリストラも予定されるなどと共に、不採算店を閉鎖する一方、新業態の店への転換を急ぐ事で業績回復を狙いたいところでしょうか。今後の展開には注目ですね。
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