“スマホで撮影「即入金」”の質屋アプリ「cash」の話題で持ち切りになっている。運営会社はbank.inc。STORES.jp創業の光本氏が設立した新会社だ。
STORES.jpといえば、2013年7月に、ファッションECサイト「ゾゾタウン」で有名な(証券コード:3092)株式会社スタートトゥデイ | START TODAY CO., LTD.に買収され、昨年2016年10月にバイアウトしている。
その、STORES.jp創業の光本氏が、また革命を起こしたようだ。
質屋アプリ「cash」とは?
cashは、一言でいえば「ブランド買取質屋アプリ」で、アイテム査定方法や、キャッシュ化までの仕組みが、ウルトラC過ぎたため、リリースするやいなや、瞬く間にTwitterなどで拡散され話題になっている。
「cash」驚きの仕組みをみていこう!
現金をゲットするまでの手順は次のような流れになっている。
- 売りたいアイテムのブランド名を選択
- アイテムのカテゴリを選択
- コンディションを選択する(5段階)
- スマホで商品を撮影する
- 数秒で、査定額が表示される
- 換金方法は、銀行振込、または、コンビニ。
(特記事項)
・アプリを利用するためには、電話番号認証が必要。
・査定してキャッシュ化した商品は、2ヵ月以内に送ることが条件。
・一度、キャッシュ化を確定したものを取り消すには15%の手数料がかかる。
・2ヵ月以内に商品を配送しなかったり、不正に利用してもペナルティはない。ただし、ブラックリストに登録され、そのアカウントで利用はできない。
「cash」の査定方法
ちょっと試してみたところ、どんなに高いアイテムを査定しても「査定額上限は2万円」のようだ。逆に面白いのが、どんなものでも「査定額下限は1000円」という点だ。言い方悪いが、ゴミが1000円になる神質屋アプリが誕生したわけだ。
また、写真査定は、アイテムとまったく関係ない商品を映してもOKだった。(iPhone7を選んで、不細工な彼氏の顔写真を写しても、問題なく査定される。)
アプリを生み出した光本氏もコメントしているが、写真査定は、現状オマケで「ブランド名と商品の状態」でしか査定をしていない。
査定できるブランドには、一流のアパレルブランドから、ファストファッションまで様々。「H&M」や「フォーエヴァー」まで査定対象アイテムになっている。勘の鋭い方なら分ると思いますが、悪用しようと思えば、悪用できてしまう”大雑把なシステム”に、ツイッターなどでは、大喜利ツイートされたり、ツッコミどころ満載のシステムについて議論されているようだ。
「cash」の査定例
・アップルのiPhone7が「20,000円」査定。
・オークションでも全く売れなかった数年前のグッチのサングラスが「7,800円」
・10年前に買ったボッテガの財布が「12,800円」査定。
・1個数百円だろうH&Mのヘアゴムが、「1,000円」査定。
・ボロボロの穴の開いたadidasのスエットパンツが「1,000円」査定。
何年前のものか。どの型番なのか。どのサイズなのか。などは、全く考慮されていない。
どこまでを「不正利用」と見なすのか?一番気になるところですが、単純に「ブランド名」と「コンディション」だけが査定評価に関係してくるようだ。使うこっちが心配になるほど、大雑把すぎる査定方法になっている。
「cash」利用ユーザーの様々な反応
CASHは上限2万円の少額融資。心理ハードルの低さと、返金手数料としている15%は返金時の利子と考えられる。物品回収できないor不正利用の場合は即ブラックリストで、2万円損切り。電話番号のみで審査なし。未成年(子供)でも利用しようと思えば使えてしまう。ヤバい。
— 接触 @メロモン4th single配信中 (@3syk) June 28, 2017
https://twitter.com/bigd_ookisss/status/879885500240216064
子供
ソシャゲにハマる→iTunesカードが欲しくなる→親の部屋に入ってブランド物撮りまくる→CASHで質屋→ニュース沙汰お父さん
ソシャゲにハマる→クレカの限度額やばい→金返さないと→PAY DAYで前借り→ポップなサラ金でキャッチーに破産という円環の理で議論が収束した
— Daisuke Nakazawa (@diceken) June 28, 2017
https://twitter.com/kirik/status/879928763819057152
CASHとか言うサービス、写真に取られた物を送られてくる前に買い取るという処理をすることによって貸金や質屋の法律を回避、利子ではなくキャンセル料なので2ヶ月で15%(年利90%!!)の利子をぶんどるというとんでもない内容になってる。https://t.co/MTjt6cAbPK
— 水原滝 (@taki_mizuhara) June 28, 2017
・安く買い叩かれると上限2万円の査定額に文句する人
・手数料15%について議論する人
・転売・悪用を考える人
など、人によって着眼点が異なるのが非常に面白い・・・。
「cash」の現金化(キャッシュ化)方法・配送方法
・銀行振込(振込手数料一律250円)
・コンビニ受取(1万円未満に限る)
のどちらかを選択できるようです。
配送は「無料」でヤマトが集荷にきてくれるようです。
cash側に、どういう狙いがあるにせよ、今後、注目していきたいアプリといえるでしょう。僕も、さっそく、要らないブランド品を「不正利用」と見なされない範囲で、利用してみようと思います。
質屋アプリ「cash」恐るべしです。今回のcashのインパクトは、株式市場にも影響してきそうですし、今後の動きに注目してみたいと思います。
目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる「cash公式HP」https://cash.jp/
photo&参考記事:http://thebridge.jp/2017/06/bank-cash