今日の日経平均株価17,000引けは、正直驚きました。金曜日で利益確定売りも出ていたなかでのプラス引けは、市場の強さを物語っていたと思います。
個人的には、雇用統計前後はトレードを控え目にしているので、ただただ見ているしかなかったですが…
さて、3月16日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを行う可能性は、CMEグループのフェドウォッチによれば「4%」と、3月の利上げの可能性は、ほぼ無いと見られているようです。
イエレン議長は2月の議会証明で、3月に利上げする可能性を排除していませんので、今夜の雇用統計をはじめとする重要指標の結果次第では、日銀のマイナス金利のようなサプライズがあるかもしれません。
まずは、雇用統計がどちらにブレるかが最大の焦点になるわけですが、想定外の下ブレが生じれば、再びリスクオフが先行し、波乱相場に逆戻りというシナリオも考えられます。
私は、相場を予想することは無意味だと思っていますし、できるだけ市場をフラットで見るように心掛けているつもりですが、まず、最悪のシナリオを用意するようにしています。(過去、何度も雇用統計でやられているというのもありますが…^^;)
原油価格も落ち着いてきていますし、雇用統計の結果が予想以上なら、来週は日経平均株価17,500円を目指すような、強い展開になるでしょう。
セクター別では、「鉱業」「石油・石炭」「海運」などの資源株が強く、マイナス金利発表の影響売られ過ぎた「銀行株」の戻りが顕著で、新興市場も活況、フィンテック関連などの人気テーマ株の買いも強い印象でした。もし、来週以降、今週のような強い流れが続くなら、このあたりのセクターを中心に見ていこうと思います。
さてさて、この後の指標楽しみですね!
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