《特集》ソフトバンク公募割れの可能性も?【9434】ソフトバンクIPO初値予想比較まとめ

《特集》ソフトバンク公募割れの可能性も?【9434】ソフトバンクIPO初値予想比較まとめ

過去最大規模のIPOへ【9434】ソフトバンク

国内では過去最大規模となるIPOが2018年12月19日に迫っています。

【9984】ソフトバンクグループの通信子会社、【9434】ソフトバンクが東京証券取引所に新規上場(IPO)する事が決定して、世間から大きな注目を集めています。

というのも、ソフトバンクは通信大手で知名度は抜群ですし、テレビCMなどのメディアを使って今回の上場を大々的に宣伝していますので、普段は株式投資をされない方も興味を持たれた方も多そうですよね。そういった新規の投資家の注目が集まり、新たに個人投資家の参入が相次げば、市場は活性化しますのでとても良い事だと思います。

ソフトバンクの時価総額は7兆円規模

ちなみに新規上場(IPO)する企業の大半はマザーズに上場する事が多いのですが(今年はIPO75社中50社がマザーズ上場)、ソフトバンクはいきなりの東証一部への上場となります。

東証一部への上場には、株主数や時価総額などの要件を満たす必要があります。例えば、東証一部は時価総額250億円以上、東証2部は20億円以上、ジャスダック50億円以上、マザーズ10億円以上などなど。

ソフトバンクの公開価格は1,500円で、発行済み株式数と掛け合わせた時価総額は7兆円超えと、過去最大規模の大型案件。ちなみに今年最大のIPOとして大きな注目を集めたフリマアプリの【4385】メルカリの初値時価総額は6760億円でした。これを考えれば、今回のソフトバンクの上場がどれだけ規模の大きいものであるかは一目瞭然ですね。

IPOに伴う資金調達額は約2兆6000億円とバブル期のNTT超え

時価総額7兆円規模も凄いのですが、IPOに伴う資金調達額の約2兆6000億円の方に大きな注目が集まっています。これは1987年のNTT(約2兆2000億円)を上回る「国内過去最高規模」となり、しかもNTT上場当時はバブル全盛期だった事を考慮すれば、今回のソフトバンクIPOの公募額の大きさは圧倒的です。

今回の公募で、ソフトバンクグループはソフトバンクの持ち株比率が約63%まで低下する事になりますが、引き続きソフトバンクを連結子会社として維持した上で、「親子上場」を果たす事となります。

実はこの「親子上場」は利益相反などの問題点が指摘される為に、市場では敬遠されがちな傾向にありますが、その辺りはソフトバンクの孫正義会長なら上手くやってくれるだろうと楽観視する向きもありますね。

何よりソフトバンクは圧倒的な知名度がありますし、投資家にとって人気材料になりそうなのが「高配当利回り」の点でしょうか。ソフトバンクは最終利益の85%を株主還元、配当に回す方針を発表しており、これが株価を下支えする「底力」になりそうです。特に海外投資家からの注目も高いようですし、ソフトバンクのIPOには世界中から熱視線が集まっている状況です。

ソフトバンクIPO初値予想比較まとめ

焦点は2018年10月19日、ソフトバンクIPOの初値予想はどの位なのか?ですよね。皆様のIPO初値予想はどの位でしょうか?

何しろ時価総額も市場から調達する金額も相当大きい案件ですので、価格の値幅はそれ程大きくならないと予想されます。IPOの評価は様々ですが、ソフトバンクの強みと弱みを簡単にまとめてみました。

ソフトバンクIPOの強み

  • ソフトバンクの知名度が高い
  • 配当性向85%で株主還元姿勢が高い。国内上場企業の平均は30%程。
  • 配当利回り5%と高い。東証一部平均の配当利回りは約2.2%程。

ソフトバンクIPOの弱み

  • 12月6日に発生した通信障害で総務省が行政指導を検討
  • 関係の深い中国ファーウェイ副会長がカナダで逮捕
  • ソフトバンク基地局で使用しているファーウェイ製品排除の意向
  • 市場から敬遠される親子上場
  • 市場からの公募価格が巨額過ぎる
  • IPO人気の高い「KuDan」と上場日が同じ

IPO初値予想は様々なメディアで行われていますが、各メディア共に公募割れの1,300円から1,600円台までの予想が多く「やや弱気」な印象が拭えないですね。特に公募割れを予想するメディアが多い印象でした。直前で発生したファーウェイ絡みの件や通信障害が大きな懸念材料となったのかもしれません。

過去の大型IPOから予想するソフトバンクIPO初値予想

では、過去の大型IPO銘柄の時は、初値はどうだったのでしょうか。公募割れは起きていたのでしょうか。簡単にまとめました。

 【9434】ソフトバンク

2018年12月19日上場予定
公募価格:1,500円 初値価格:-

【4385】メルカリ

2018年6月上場
公募価格:3,000円 初値価格:5,000円

【9143】佐川急便(SG)

2017年12月上場
公募価格:1,620円 初値価格:1,900円

【9142】九州旅客鉄道(JR九州)

2016年10月上場
公募価格:2,600円 初値価格:3,100円

【6178】日本郵政

2015年11月上場
公募価格:1,400円 初値価格:1,631円

【7182】ゆうちょ銀行

2015年11月上場
公募価格:1,450円 初値価格:1,680円

【7181】かんぽ生命保険

2015年11月上場
公募価格:2,200円 初値価格:2,929円

上記のように、ここ数年に大型とされたIPOの初値に関してはほぼ公募割れ無しなので、ソフトバンクのIPOに関しても期待して良いのではないでしょうか。有名な企業ほど公募割れしない傾向にある点は強調材料だと思いますし、弱気になる必要はないかもしれません。

ソフトバンクの配当性向は破格の好内容

日本国内における上場企業の配当性向平均は約30%程と言われていますので、個人的にはソフトバンクの「配当性向85%」が大きな底力になるのではないかと考えています。

株式投資は一種の人気投票です。買いたいと思う人が増えれば株価は上がりますし、売りたいと思う人が増えれば株価は下がります。ソフトバンクの株主還元の姿勢は投資家心理にとても良い影響を与えるのではないかと個人的に考えています。配当利回り多ければ株主は嬉しいですからね。

2018年の株式市場で大きな刺激材料となりそうなソフトバンクIPOは、良い意味でカンフル剤となり、年末株高へと導く流れになるのではないかと期待せずにはいられません。

ソフトバンクの新規上場となる2018年12月19日は、その動向に注目が集まります。

 

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