明けましておめでとう御座います。
個人投資家の皆様、2021年大発会を目前に控えていかがお過ごしでしょうか。
「今年こそはテンバガー級の急騰銘柄を掴みたい」
「年間収支で大幅プラス収支を達成したい」
「早期リタイアしたい」
さまざまな夢や願望が有ると思います。
スイングトレードで上手く立ち回って、夢実現へ向けて頑張りたいですね。
【2020年】株式市場を振り返る
2020年を振り返ると、実に様々な出来事がありました。
最も印象に残っているものは、やはり「新型コロナウイルス」でしょう。
中国では2019年末から同ウイルスの感染が確認されていましたが、当時は「対岸の火事」といった印象でそこまで警戒されていませんでしたが、2020年に入り世界中で感染者が確認されると一変。
日本では3月に”コロナショック”と呼ばれる急落によって、なんと日経平均は一ヶ月ほどで7,000円近く値を下げる事態となったのです。
市場ではこれまでにも度々急落する出来事がありましたが、このコロナショックも後年に語り継がれる歴史的な出来事ではないでしょうか。
その後、新型コロナウイルスの感染は度々落ち着きを見せますが、完全に終息することなく今に至ります。
それどころか、2020年の大晦日は新規感染者数が過去最多の4,520人を更新しており、それまでの最多は12月26日の3,880人から一気に640人も急増しています。
感染状況だけを見ると、さらに悪化してるといえるでしょうね。
ただし、株価面については3月の急落以降、着実に回復基調となり上昇を続けています。
参考までに、日経平均の2020年最安値は3月19日の1万6358円であり、これを基準にすると12月30日の終値は2万7444円です。
つまり、あの急落から1万円以上も回復という相場でした。
新型コロナが原因で急落し、最悪な状況を迎えていてもこれだけ戻すとは、やはりワクチンの開発もあって終息は目前と見られているのでしょうか。
ほかにも各国の経済対策に期待し株高期待は依然として根強いのか、理由は定かではないものの、結局、一年間を振り返ると、やはり2020年も上昇基調の強い年と見るべきなのでしょうね。
【2021年】株式市場はどうなる？
注目テーマについては先日まとめたので省きますが、2020年末の動きを見ると今年も基本は上昇基調の強い一年が予想されますね。
12月に日経平均が2万6000円台後半でもみ合った際は、その後の回復はあっても一旦は1,000円から2,000円程度の下押しが考えられましたが、意外にも年末に700円超の急上昇という結果に。
ここまで買われる具体的な理由というのも難しいですが、商いが細る年末の時期にこの反応なら、ひとまず目先すぐの急落という可能性は低いと見ています。
ただし、日経平均は30年振りの高値水準に位置していることも忘れてはなりません。
長期目線では上昇基調であっても、一本調子で株価を上げ続けるほど単純ではなく、どこかで調整として大きく下落する場面も訪れるかもしれません。
または、昨年の新型コロナのように、予期せぬ悪材料が突発し、一気に相場が崩れるという可能性も…。
今年はどんな相場となるかわかりませんが、個人的には昨年以上に期待を込めた一年とみています。
みなさんも年初から上手に立ち回ってしっかり利益を確保してくださいね。
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