田中化学研究所(4080) 決算材料にS安からプラスへ！
週明けの本日も地合いは落ち着きを見せ指数は堅調に推移したことで、幅広い銘柄が買われる展開となりました。
まだ戻りを探る状況というべきか、そこまで強い印象は受けないものの、一時期と比べればマシといえるレベルでしょうか。
そんな本日、朝から極端な動きを見せたのは田中化学研究所(4080)です。
【4080】田中化学研究所(1分足)
朝から売りが殺到しストップ安の1,702円で始まりましたが、その後は買いを集めてプラス圏へ浮上。
結局、前週末比+56円(+2.54％)の2,258円で大引けを迎えています。
こうしたストップ安がプラスに、またはストップ高がマイナスといった派手な動きはたまにありますが、改めて目の当たりにすると強烈ですね。
尚、ここまで派手な動きを見せたのは、先週末28日(金)に発表した3Q決算がキッカケの模様。
決算自体は決して悪くなく、それどころか売上高は前年同期157億7700万円から79.1％増の282億5600万円、経常利益は1億4800万円の赤字から5億4500万円の黒字へ浮上するなど良好。
直近で5日続伸していた反動もあり、材料出尽くしから利益を確定する売りが出ましたが、結局、見直され買われたそうです。
場中に新たな材料等を発表したわけでもなくこうも派手に動くのは意外ですが、それも相場ということでしょうか。
元々、EV関連の一角として注目されていましたし、買い場を探っていた人は多かったのかもしれません。
明日以降、どのような動きを見せるか個人的にチェックしたいと思っています。
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