助川電気工業(7711) 小型モジュール原子炉(SMR)関連で注目！
昨日に続いて本日もレナサイエンス(4889)やメディカルネット(3645)が強いですね。
詳しくは昨日の記事(以下より)で取り上げたので省きますが、本日も朝から買いを集めて株価は急騰。
特にレナサイエンスは、前場中ごろにストップ高をつける場面も確認されています。
【10月13日】ストップ高2銘柄！注目した2つの新材料とは！？
その後は売り物に押される格好となっていますが、この辺は今後も物色される機会はあると思われますから、今回の動向だけでなく継続的に監視しておくと良いかもしれませんね。
さて、そんな本日ですが、個人的に気になった銘柄として、原発関連の助川電気工業(7711)があります。
【7711】助川電気工業
日経新聞の12日のインタビューで自民党の甘利幹事長が小型モジュール原子炉(SMR)の実用化に意欲を示したことで同関連が物色された模様。
「耐用年数が近づいている原発については小型炉で建て替えるべき」
また、フランスのマクロン大統領も10億ユーロ(約1300億円)を投じて、2030年までに複数のSMRを導入すると発表。
高市政調会長も究極のクリーンエネルギーの核融合を後押しするなど、次世代電源への関心が高まっています。
“原子炉”と聞くと安全性への懸念が真っ先に浮上しますが、小型で安全性が高く、また温室効果ガスの排出量を低減できる”などメリットも多いことで、世界各国で開発が進められています。
米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏や著名投資家ウォーレン・バフェット氏なども積極的に投資しており、日本でも耐用年数を迎える原発の建て替え時に導入される可能性が浮上しているのです。
助川電気工業は核融合炉のブランケット材となる液体リチウムを手掛けるほか、「ダイバータ」と呼ばれる、核融合反応時に生じる不純物を排気しプラズマ（超高温）状態を保持する機器の組み立てを担い、またSMR向けでも冷却用のナトリウムの試験装置の展開を狙います。
ほかにも原発関連はありますが、本日の株価の反応から見ると東京エネシス(1945)、木村化工機(6378)辺りが次点の人気といったところでしょうか。
決して助川電気も極端に株価を急上昇させているわけではありませんが、ひとまず本日の反応を振り返るとこの辺は優先的にチェックしておくと良いかもしれませんね。
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