不安定な地合いの中で注目した本日の材料株3選！
また本日も朝から不安定で方向感のない相場模様の一日です。
日経平均は前日比-205円の2万8725円と弱いスタートとなり、その後も下げ幅を拡大させ前場後半には安値2万8308円(同-622円)をつける場面も確認されました。
昨日に続いて本日も大幅続落を大いに予感させましたが、後場に入ると一変。
今度は急速に下げ幅を縮め、堅調な推移を続けて終値は前日比-65円の2万8864円となりました。
前場と後場で大きく異なる展開に振り回された投資家は多いことでしょう。
ただし、個別株を見るとそこまで大きく売られた印象はありません。
それどころか、個人的には小粒の材料が複数確認されたこともあり、“地合いの割には”強いとさえ感じました。
例えば、本日ストップ高をつけたsMedio(3913)です。
【3913】sMedio
sMedioは昨日、子会社のタオソフトウエアが「ディープラーニングによる低解像度画像を高解像度画像へ変換時の高速化、必要メモリの改善技術に関する特許を取得」と発表しました。
本特許の技術で、低スペック機器においても低解像度画像を高解像度画像に変換する処理の高速化、必要メモリの改善が可能に。
今後、様々な分野への応用が期待される技術として、朝から買い気配となり寄らずのストップ高で本日の取引を終えました。
他にも、面白いところでは東天紅(8181)です。
【8181】東天紅
上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シンシン」に強い発情の兆候有りと報じられました。
上野動物園のパンダといえば、市場ではお馴染みの東天紅ですね。
子供を産めば赤ちゃんパンダを見るべく来園者も増えることで、上野にある同店を訪れる人も増えるといった思惑でしょう。
ただし、株価に対しては特段の動きは見られておらず一部で話題になった程度です。
無事に妊娠が確認された、または赤ちゃんパンダを産んだ時には更に注目されるかもしれませんが、今の段階ではそこまでといった感じでしょうね。
最後に、個人投資家に人気のゲーム関連から日本ファルコム(3723)です。
【3723】日本ファルコム
今年春にリリース予定のスマホ向けゲームアプリ「イース6 オンライン」について、先行体験版が本日5日(金)から来週11日(木)までの一週間配信されることとなりました。
イースシリーズといえば同社の人気タイトルの一つであり、これまでPC向けやPS向けとしてリリースしてきましたが、今作はスマホ向けであること。
そして従来のソフトと同様に買い切りと思われていましたが、基本無料の課金制であることが判明したのです。
最近のスマホゲームといえば、ゲーム内でのガチャやアイテムなどを課金して収益とするものが多く、それによって大きく売り上げを伸ばしたものは全てが課金制といっても過言はありません。
人気シリーズの課金制ゲームということで、もしかしたら将来的な業績寄与が見込めるかもしれません。
以上、色んな意味で個人的に気になった本日の材料および銘柄です。
本日の株価だけで判断はできませんが、頭の片隅にでも留めて今後の動向もチェックしたいと思います。
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