ソニー(6758)好業績発表＆再度の上方修正！
昨日の引け後、ソニー(6758)が第3四半期決算を発表しました。
経常利益は前年同期8034億円から36.5％増となる1兆968億円に、純利益は同5695億円から87％増の1兆647億円など、好業績がズラリと並ぶ内容です。
また、今期の上方修正も発表しており、経常利益は従来予想の7994億円から40.1％増の1兆1200億円、そして純利益は5821億円から86.4％増の1兆850億円と、初の1兆円超え見込みとなりました。
さらに従来未定としていた今期配当について、前期45円から10円増となる55円への増配も加わり、本日は朝から人気を集めました。
【6758】ソニー
ソニーといえば、昨年10月の上期決算時にも上方修正を発表していましたが、更なる大きな上ブレ予想とは驚きですね。
尚、業績好調な理由として、昨年11月に発売を開始したPS5のヒットによるゲーム事業や、世界的な需要の高まりを受けた半導体事業、ほかにも鬼滅の刃のヒットによって音楽事業や映画事業なども増額修正の要因とされています。
特にPS5は前機種のPS4を上回るペースであり、今も各店舗などで販売や抽選などが確認されると購入希望者が殺到するほど入手が困難です。
まるでニンテンドースイッチが入手困難だった一時期の任天堂を見ているようですね。
市場では「ゲーム」といえば、スマホ向けのゲームアプリおよび銘柄が注目されやすいですが、改めて知名度や規模の大きさを考えると、家庭用ゲーム機も侮れません。
実際、任天堂はニンテンドースイッチや同ソフトの「あつまれどうぶつの森」の大ヒットから生産台数を引き上げ株価も大きく上昇させてきました。
単純比較はできないものの、PS5も世界中で人気のゲーム機であり任天堂と同様に、まだまだ上昇は続くのかもしれませんね。
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