ウィルズ(4482) 経団連のオンライン株主総会拡大提言で急騰!
経団連は昨日7日、株主総会のオンライン開催拡大を求め、政府への提言書をまとめました。
特別法をつくり、すべての出席者がオンラインで参加する「バーチャルオンリー型総会」を解禁すべきとし、映像がない「音声のみ」のオンライン開催を容認することも求めています。
今年は新型コロナウイルスの影響から”密”を避けるため、オンライン技術を活用した総会が増えました。
会社法は株主総会には「場所」が必要としているため、いまは完全にオンライン化することはできませんが、総会の会場を設けず、企業・株主ともに全員オンラインで出席できるようにすべきとしています。
この報道を受けて、本日は「バーチャル株主総会」に関連した銘柄が人気を集めています。
その銘柄がウィルズ(4482)です。
【4482】ウィルズ
ウィルズは株主優待商品交換サイト「プレミアム優待倶楽部」の運営や、上場企業と投資家を繋ぐマーケティングツール「IRーnavi」などを手掛けています。
そんな同社ですが、今年の4月17日にバーチャル株主総会に係るサービスの株主総会ライブ配信システム、電子議決権行使プラットフォームの「WILLsVote」の提供を開始しました。
株主ごとに認証が可能で、同社の「プレミアム優待倶楽部」と連動することで前日までの電子議決権行使結果の集計ができるほか、チャット機能による企業への質問が可能に。
新型コロナ以前の米国では、バーチャル株主総会を実施する会社は400社程度でしたが、今年は2,000件を超えるほどに急増しており、日本も大きなビジネスチャンスになると見られています。
バーチャル株主総会サービスは同社の株主優待支援やIR支援との親和性も高いことから期待を集め、株価はストップ高をつける場面も確認されました。
株価は4桁へと突入しましたし、今後の値動きも気になるところです。
尚、バーチャル株主総会は他にもクシム(2345)、ショーケース(3909)、ビーマップ(4316)なども関連とされています。
もしもウィルズがこのまま大相場となった際には、出遅れ関連銘柄として押さえておくと良いかもしれませんね。
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