PSS(7707) 大幅続落から材料追加で株価は4連騰！
プレシジョン・システム・サイエンス(7707)(以下PSS)は、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大した今年4月以降、大相場となったバイオ株の一つです。
急騰前は400円程度だった株価は、7倍超の3,000円を超える場面まで確認されました。
しかし、6月にピークを迎えた後は失速。
一時、25日移動平均線付近で下げ止まる場面も確認されましたが、売り圧力は強く1,300円付近まで値を下げることとなりました。
ちょうどその頃、あるツイッターユーザーがPSSで大損したことでも話題となりましたね。
その方は今年5月より株式投資を始めた初心者でしたが、15年貯金して貯めた1,000万円でPSSと木村工機(6231)を買い付け、現在も含み損を抱えて耐えているようです。
そんなPSSですが、今月22日に「経済産業省の『サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金』に採択された」と発表しました。
【7707】PSS
同発表は、全自動PCR検査システムの積極的な製品供給を行うための体制構築を事業方針として掲げ、試薬及び消耗品増産のための設備投資を目的として申請していたものです。
補助金の採択金額は上限で20億2300万円であり、20年6月期決算に及ぼす影響はないものの、21年6月期以降に及ぼす影響を精査して今後情報開示する模様です。
株価は本日で4日続伸となりますが、一時期の急落を考えると一時的な反発に留まる可能性も考えられそうですね。
前述のPSSで大きな含み損を抱えるツイッターユーザーも株価を戻す展開に期待しているでしょうが、まだまだ楽観視できない状況として注視したいですね。
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