Casa(7196) 宮地社長の罵倒音声＆反社と交際疑惑で急落！
昨日2日(水)の取引終了後、週刊文春の取材により興味深い記事が確認されました。
それは東証1部に上場するCasa(7196)の宮地正剛社長が、社員たちに「お前ぶち殺すぞ」「電車に飛び込まんかい」などの罵倒を繰り返していたといった内容であり、現在、その音声データが動画として公開されています。
以下は、「文春オンライン」公式チャンネルにて公開されている動画です。
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今年6月末まで同社の営業部門のトップとして取締役を務めていた50代のA氏によると「宮地社長が社員に暴言を吐くのは日常茶飯事でした」と話しており、同社の役員や地方の支店長などが罵倒されているとのこと。
参考までに、動画内の一部を切り取りスクショを取りましたが…
どういった経緯でこれら発言が飛び出したのかわかりませんが、まるでＶシネを想像させるような過激な内容が確認されますね。
また、その発言の中には反社と付き合いがあることを示唆するものまであります。
上場企業は反社会的勢力の関与リスクに対するきちんとした内部統制が存在しなければならず、仮に企業として反社と付き合いがあり、金銭のやり取りなどがあった場合は、最悪のケースでは取引所から上場廃止ということもありえるかもしれません。
あの一言だけではどういったものかわかりませんし、あくまで仮の話ではありますが、少なくとも会社のマイナスイメージは拭えないでしょう。
尚、前述のA氏への罵倒について事実関係を確認するため、文春が宮地社長に対して電話取材をした際にはこれを否定する返答があったようです。
――Aさんに対してパワハラをされていた？
「多分、そういうことないと思いますよ」
また、Casa宛に質問書を送ると、執行役員や監査役、課長ら5名が取材に対応し、一連の発言をした事実は認めた上で、「我々はコンプライアンス上、問題がないと思っています」と執行役員が回答しています。
「社長の言葉が乱暴であることは否定しません」
「言葉が乱暴というのは逆に信頼してもらっているのかなと」
「『街金くずれ』と言われたけど、乗り越えたよね。みんな何か崩れているんですよ、人生。でもここで再生されている」
など感謝する言葉も聞かれたようです。
尚、同社のホームページ上には「一部報道について」を掲載。
また、ちょうどこの記事をまとめている際、14時10分には「当社に関する一部報道について」として、反社会的勢力との関係について事実ではないと発表しています。
上記発表によって株価をやや反発させ、下げ幅を多少軽減していますね。
その後の展開を見ると一時的な反応となりそうですが、ただこういったケースで下げた場合、時間の経過とともに織り込まれジリジリと株価を戻すことも珍しくありません。
急落からの急上昇はともかく、これ以上の悪材料が確認されなければ、実はこの急落場面が買い場となるかもしれません。
かなりギャンブル的な考えですし、それなら連れ安しているあんしん保証(7183)を買った方が良いかもしれませんが(笑)
【7196】Casa
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