ベクター(2656) 電子署名導入期待で人気化！
昨日に続き、本日もすららネット(3998)は強い反応を見せていますね。
株価はこれで8日続伸となり、その上げ幅は+1186円です。
昨日が一時ストップ高をつける強い推移を見せていたこともあり、本日は高値圏でもみ合って小幅マイナスくらいを予想していたのですが、本日も+194円(+7.33％)も上昇させるとは意外でした。
また、本日は寄り付き早々に一時ストップ高をつけたベビーカレンダー(7363)を筆頭に、幼児活動研究会(2152)、ピーエイ(4766)など、「子供」に関連した銘柄が人気を集めていました。
最初は、すららネットの教育ICTから”子供”が連想され、思惑が働いて同関連が人気化したのかと思いましたが、どうやら別の理由があった模様。
それは、こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部は、子どもの視点に立った社会の実現に向け「こどもまんなか基本法（仮称）」を制定することを盛り込み、今秋の衆院選で公約の土台とする方針といった記事が材料視されたそうです。
そういえば、過去にもこども庁に関する話題が出た際に人気化した銘柄ですから、今回も同テーマ絡みで買いを集めたのでしょうね。
そんな「過去に人気化したテーマ」といえば、久しぶりに本日はベクター(2656)が買われていました。
【2656】ベクター
実は日経新聞の記事『導入したいITツール、「電子署名」が最多』がキッカケとなった模様。
日経新聞によると、今後、職場に導入したいITツール関する調査を実施したところ、電子署名が約2割と最も多かったそうです。
最近はコロナ禍の影響からテレワークが普及しているため、特に導入意欲が高い結果となったそうです。
電子署名といえば、過去にも注目された所謂「脱はんこ関連」ですね。
ベクターの場合、今年2月から電子署名サービス「みんなの電子署名」の提供を開始したことで驚異的な連騰を果たした実績があることから、同テーマの中でも本命視されているのかもしれません。
今回の場合、長期的な物色となる可能性は低いかもしれませんが、今後もテレワークが長期化または普及すれば、再度話題に挙がり物色されることもありそうです。
引き続き、監視銘柄の一つとして頭の片隅にでも留めておくと良いかもしれません。
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