こんにちは株スイング投資.com管理人です!
トレーダーっぽい内容の更新が空いてしまいましたが毎日トレードしていますよ!^^
また日本株は不安定になっていますが、なぜこうなったのか?こじ付けもあるかもしれませんが私なりの考察を書いてみたいと思います。
まず、切っても切れない関係にあるのが「為替」との関係です。現在もの凄い勢いで円高が進行し、一時1ドル107.8円を付けました。麻生財務相が円高けん制発言をして、若干市場は戻しましたが、依然として下方向への力は強いままです。この円相場の下落幅と、日本株の下落幅が大きく乖離してきたことがグダグダ相場演出のカギを握っていると思います。
なぜ、為替と日本株の相関関係に乖離が生じたのか?
3月上旬の日経新聞に掲載されていたネタを参考にしますが、日本株は年度末の3月に「GPIF」による買支えがあったからだと思います。現に16,000円を割む日には強い買いが入り、”GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の介入観測”や”くじら介入観測”というニュースが目立ってかと思います。
この日本株買支えを好機と見逃さなかったのが外国人投資家・ヘッジファンドです。外国人投資家の売り越しが過去最高になったとはいえ、現在の市場をリードするのは依然として外国人投資家勢です。市場が大きく動く時(とくに下落方向)は、彼等が関与しているケースが殆どです。
つまり、外国人投資家にとって、買い支えのあった3月は絶好の売り場だったという事です。
なぜ、外国人勢は本腰を入れて売ってきていたのか?売れたのか?
「為替」に続く次のキーワードは「選挙」と「新年度」です。日本もアメリカも選挙を控えていますが、衆議院選挙を控え、GPIFの買い支えはなくなります。年金運用損10兆円のGPIFに「参院選の論点にするべき」という厳しい声もあるように、選挙時期は大人しくしていないという大人の事情があるのでしょう。
そして、年度末を終え、ゆうちょや保険会社の運用部門も、新年度の運用方針を決める時期。つまり、地盤固めに必要な大きな資金の介入は見込めない、買い支えがなくなる空白時期が正に今で、このシナリオを外国人投資家は見逃さなかったということでしょう。
また米経済にとって円安/ドル高は不都合なため、なんとしても円高/ドル安にしたいという政治的な思惑も絡んでいそうです。円相場と株式相場の歪、ここに注目する専門家がいますが、彼等の意見はとても腑に落ちます。
来週以降の日本株の展開は?
4月後半から保険会社などの長期運用の方針が固まり、まとまった資金が市場に入ってくるのでは?というディーラーの声もあります。行き過ぎた株安・円高には、けん制も入るため、これらをまとめると、GW前に一度、盛り返す場面があるんじゃないでしょうか。
そして、原油や米利上げ時期を睨んだ相場展開が続くはずです。最近は、テクニカル分析を駆使したトレードよりも、円相場や各国の政治的思惑など、ファンダメンタルズ的な要素で相場が動いているので、大きな流れを掴み環境を把握することは無視できなくなっていると感じます。
一方で、そんな世界経済などお構いなしに、「バイオ関連株」や「遠隔医療関連」など、勢いあるテーマ株に勢いで乗っかっていれば儲かってしまうマザーズ市場もあり、同じ株式市場なのに、全く違う相場が展開されています。
スイングトレードでは、どの銘柄で勝負するべきか?
どの市場を選ぶか、どの銘柄を選ぶか、ほんと好みが分かるところですが、大型株はとくにレンジ局面に入ってきていると思うので、スイングトレードの難易度としては簡単ではないと思います。そう思うと、値動きの荒さはありますが、トレンドがハッキリしている新興市場を狙う方が、難易度としては低いと感じます。
おすすめ投資顧問厳選5社(2016最新版) にまとめてある株サイトが、このところ急騰しているバイオ関連銘柄などを、見事に当てまくっています。正直、最近あまりブログを更新していませんでしたが、株サイトに夢中だったのも、サボっていた理由の一つです^^;
いや、そのくらい当たりまくっているので、もし、まだチェックしていない方がいたら是非チェックしてみてください。