ITbook(1447) 岸田新総裁の誕生で株価急騰!
本日は日経平均が572円安の2万9611円と急落して始まる波乱のスタートとなりました。
寄り付き後も下げ幅を拡大させ2万9300円台を推移する場面もありましたが、後場には急速に切り返す場面も。
その理由となったは、やはり自民党総裁選でしょう。
13時より投開票となり、最終的には大方の予想通りに岸田氏が新総裁に。
様々な思惑があるでしょうが、一説には財政健全化を重視する政策スタンスであるため下げ幅を拡大させたものの、目先の波乱要因を通過したことで安心感にも繋がったとの話も聞かれます。
個別で見ると、最近は河野氏の勝利を織り込んで再生可能エネルギー関連が人気を集めていましたが、今回の結果によって目先は調整入りするかもしれません。
一方、岸田氏の勝利によって本日人気を集めたものといえば、マイナンバー関連です。
岸田氏は新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」の導入を政策の一つに掲げています。
そしてマイナンバーを利用してワクチンパスポートを申請することから、マイナンバー関連が人気を集める一日となりました。
特に、マイナンバーカードで高い実績を有するITbook(1447)です。
【1447】ITbook(1分足)
前場早々に前日比+25円(+5.1%)となる512円をつけ堅調な展開を続けていましたが、後場に入り岸田氏の勝利が濃厚と見られると上げ幅を拡大。
後場後半にはストップ高まで残り2円に迫る565円をつける場面も確認されたのです。
ほかにも同関連として、スマートバリュー(9417)やエムケイシステム(3910)などがありますが、反応はいまいちですね。
やはり王道のテーマ株に資金が向かったのでしょうか。
テーマ株が幅広く買われた際は人気が続きやすい傾向にありますが、こういった一部の銘柄のみ買われた際は一時的に留まるケースも少なくありません。
最近は目新しい材料やテーマに乏しいため、明日も買いが続く可能性はありますが、意識しながら動向をチェックしてみると良いかもしれませんね。
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