政府が20分野で研究開発に大規模な資金を投入する計画！宇宙事業への【7078】INCLUSIVEに注目！
とにかく不安定な動きからも最近では米国株に対して失望する動きが続いていたが、昨晩の米国市場は急反発！NYダウ、ナスダック共に大幅高となった。
この背景には、アメリカで発表された各企業の決算内容が想定よりも悪くないという見方が広がり、記録的なインフレや金融引き締めの影響による企業業績の悪化への警戒感がいくぶん和らいだ。というのがある様だが、まだ決算シーズンも突入したばかりだけに、まだ本当なの？という疑問は残ります。
米国市場の引け後に動画配信サービス大手のネットフリックスの決算がありましたが、2022年4〜6月期決算は売上高が前年同期比9%増の79億7014万ドル（約1兆1000億円）、純利益は6%増の14億4095万、ネットフリックスの会員数は「巣ごもり需要」がはがれた事から3ヶ月で97万人減少。これだけ見ると売り材料と言えますが、7〜9月期に再び会員が増える見通しを示しています。
時間外のネットフリックスの株価は、「7〜9月期に再び会員が増える見通し」というところで好感されていますので、一先ずの安心感はあります。ですがテスラの決算など株価に大きく左右する企業の決算が続きます。テスラも人員整理などの動きもありましたから何とも…というところはありますが、テスラは投資家人気の銘柄でもありますので、多少悪いというだけでも株価急落となる危険性がありますので、今の米国市場が上昇しているからと言って安心するべきではないと言えるでしょう。
日本株は米国市場の上昇から幅広い銘柄が買われていますが、大型株を中心とした流れですね。基本的に大型株が上昇したら小型株も追随するというパターンが多いですので、本日は小型株の今後面白そうなテーマがある【7078】ＩＮＣＬＵＳＩＶＥを注目銘柄と致します。
宇宙関連銘柄【7078】INCLUSIVE
INCLUSIVEは東証グロース上場、出版社、テレビ局等のインターネットサービス（ウェブメディア）の収益化・運用支援などを行うメディアマネジメントサービスを中心に、広告運用サービスなどを手がける企業です。
同社は宇宙関連事業の開発を目的としてINCLUSIVE SPACE CONSULTING株式会社を設立しており、人工衛星から得られるデータを活用した事業コンサルティングとソリューション開発を主軸に、人工衛星の事業への利活用を総合的にサポートすると発表。社外取締役として、民間ロケット開発を行うインターステラテクノロジズ株式会社の代表である稲川貴大氏が参画、さらにはホリエモンこと堀江貴文氏が投資した事からも宇宙関連の小型株として注目を集めた銘柄です。
7月19日の産経新聞にも記載がありましたが、５月に成立した経済安保推進法に基づいて政府が重点的に支援する「特定重要技術」の基本指針案を示した。脳コンピューター技術や音速の５倍以上となる「極超音速」、ロボット工学、ゲノム学を含む医療・公衆衛生技術、量子情報科学、宇宙関連技術などなど２０分野で調査研究を進めると同時に、２０分野の中から特定重要技術を選定し、研究開発に大規模な資金を投入する計画を盛り込んだ。
との事ですが、研究開発は政府機関や民間企業、シンクタンクなどで構成する官民協議会が支援し、５千億円規模を見込む「経済安保基金」から技術開発の資金を支出するとの事ですので、本気度が伺える内容ですね。
チャートを見ましてもホリエモン×宇宙関連という思惑から暴騰して、その後は800円近辺での推移となっていましたが、底を打って反発の動きを見せています。政府の宇宙開発というバックボーンからも再び思惑的な買いが入ってきそうなだけに注目と見ています。
※投資は自己判断で、参考程度にしてもらえたらと思います。
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