今ノリに乗っているバイオ株で伸びしろが高い銘柄は！？注目するべきバイオ株【4884】クリングル
米国市場はNYダウ、ナスダック総合指数共に下落。新型コロナウイルス感染拡大で中国都市の一部が再び都市封鎖入りし、世界経済の成長を一段と妨げるとの懸念が高まったわけですが、今週発表されるインフレ指標や企業決算シーズン入りで冴えない見通しなどを警戒した売り圧力も強く、終日軟調。
13日の米CPIの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの模様眺めムードが強まっているわけですが、最近はCPIの結果で利上げ観測が高まって下落。というパターンが続いていましたので、かなり警戒されていますね。ただ国内は選挙も終わり長期安定政権を評価する動きのほか、日銀の金融緩和政策の継続によって、押し目では海外勢の資金流入の動きは意識されやすいと言えますが、何にしても今はCPIの結果を見ないと判断はつかないところです。
日経平均株価のチャートを見ても27000円で戻り売りが入るというところもですが、昨日のNT倍率は先物中心限月で再び14.00倍を下回ってきており、直近のダブルボトム形成が意識されていた水準を下回っています。
政策期待のテーマやディフェンシブはまだいいですが、ハイテク株はCPIの結果次第では、もう一発ドスンがありそうですので要注意というところですね。
今の市場テーマとしては政策期待の業種、後はバイオ株というところですかね。こういった全体が軟調な展開の時は無理をしないのが一番ですが、上昇する期待値が高いと見ているバイオ株、【4994】クリングルはまだ上昇余地は高いと見ています。
【4884】クリングル
クリングルは東証グロース上場、大阪大学発の創薬バイオベンチャーとして2001年12月に大阪で設立。HGF（ 肝細胞増殖因子）を使った医薬品を実用化し、国内だけでなく世界中の難病患者を対象として原因不明で治療法が確立していない難治性疾患の治療薬の研究開発を行っているバイオ企業です。
同社ですが、直近で材料を連発しているのですが↓
6月29日には脊髄損傷急性期を対象とする組換えヒトHGFタンパク質の開発費用に対する希少疾病用医薬品試験研究助成金の2022年度交付決定。
7月1日には、国立大学法人京都大学（京都府京都市）とHGFの再生医療への応用研究に関する共同研究契約を締結したと発表。
7月12日には、再生医療に関する東京医科歯科大学との共同研究の進捗について発表。
と小型のバイオ株ながら中々に順調ですね。今後同社は2022年前半HGFタンパク質の治験(ALS：日本)第二相終了予定しており、2022年後半HGFタンパク質の治験(脊髄損傷急性期：日本)2022 年後半に患者組入れ完了を目指すとしています。
本日は再生医療に関する東京医科歯科大学との共同研究の進捗でSTOP高までの急騰を見せましたが、本命とも言える材料の進捗が期待されていますので、非常に面白い銘柄と言えます。
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