半導体関連の反発！注目するべき銘柄【7711】UTグループ！
雇用統計を控えている相場ですが、欧州市場は中国政府がインフラ投資加速へ向け、地方政府の2200億ドル相当の特別債発行を許可するとの報道から株価は上昇、米国市場もFOMC議事での米連邦準備理事会（FRB）の積極的な金融引き締めによる景気減速はある程度織り込まれたとの見方から、買いが優勢となりました。
本日注目される雇用統計ですが↓
非農業部門雇用者数は市場予想で前月比25万人増と5月（39万人増）から減速する見込み。予想通りか小幅に下振れすれば「労働市場の過熱が和らいだサインと受け止められ、株買いが強まる」
と言われています。やっと反発の兆しを見せている半導体関連も上昇となっているが、その中でも【7711】UTグループは狙い目と言えます。
【7711】UTグループ
UTグループ株式会社は、製造業派遣・請負大手。業種としては半導体向け、自動車向けに強く、 国内の半導体・電子部品を中心に環境、エネルギー、自動車関連業界などの構内作業業務の人材派遣・請負の製造業向けの人材派遣事業をメインに、エンジニア派遣事業も展開しています。
主要顧客である6752パナソニック、6758ソニーなどの半導体関連分野の製造請負・派遣社員数は業界トップの企業です。
同社ですが、現在の事業セグメントはマニュファクチャリング事業、ソリューション事業、エンジニアリング事業の3セグメント。
マニュファクチャリング事業は、大手企業中心の製造工場への人材派遣・請負などの人材サービスを提供。主要業種は半導体・電子部品、自動車関連、また多様な業種との取引実績があります。
ソリューション事業は、大企業グループ向けに、顧客企業の社員を自社グループの社員として受け入れる構造改革ソリューションを提供している。[エンジニアリング事業]は、主に設計開発・ソフトウェア・IT・建設エンジニア等の技術者派遣を行っていて、エンジニア未経験者の育成にも力を入れています。
業績面では5月13日大引け後に決算を発表。22年3月期の連結経常利益は前の期比17.2％減の59.5億円になったが、23年3月期は前期比26.0％増の75億円に拡大する見通しとなった。13期連続増収。同時に、前期の年間配当を17.84円→24円(前の期は66円)に増額としています。
チャートも底値から切り返しとなっており上げ足も強めています。チャート的にはまだ上を目指しそうなチャート形成となっていますね。
※投資は自己判断で、参考程度にしてもらえたらと思います。
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