網屋(4258) セキュリティ関連＋○○○で一時急騰！？
本日も苦しい地合いとなり、日経平均は前日比で461円安と続落の一日となりました。
2万8000円を回復して以降、上値を重くしていましたが、直近は苦しい展開が続きますね。
もっとも、先月は2万5000円を割り込んで以降、2週間で3000円も急回復したことを考えると調整の範囲内かもしれませんが。
そんな本日、目新しい話題や材料には不足した印象でしたが、その一方で相変わらずの注目を集めたのがサイバーセキュリティ関連です。
その理由は、日経新聞の記事「不審アクセス最多、99%が海外発 高まるサイバー脅威」がキッカケの模様。
警察庁が2021年に検知した不審なアクセスは過去最多を更新し、全体の99.5%は海外が送信元とのこと。
企業などの技術情報を狙う不正アクセスやランサムウエア（身代金要求型ウイルス）の被害も相次いでおり、国外から行われる攻撃への備えの向上が急務としています。
実際、日本でも3月にトヨタが国内全工場が稼働を停止した一件以降、頻繁にサイバー攻撃を受けたと発表する企業が確認されています。
これにより市場ではサイバーセキュリティ関連が人気を集めることとなり、本日は上記の日経新聞記事から刺激を受ける格好となりました。
中でも派手な動きを見せたのが網屋(4258)です。
【4258】網屋(1分足)
網屋は昨年末に上場したセキュリティ関連の一角ですが、テーマ物色という買われ方だけでなく、某煽り屋が取り上げたことで買われた模様。
名前は伏せますが、ツイッターや掲示板等で有名な人物ですから知っている方も多いのでしょう。
また、これは不確かなため書くべきか悩みましたが、昼過ぎに網屋が何らかのお知らせを発表したという話も見つかりました。
後で確認したところ該当しそうなニュースは見つかりませんし、またどういった内容なのか触れている人も見かけません。
私が見落としているだけの可能性もありますが、恐らく会社側による発表というのはガセの可能性が高そうです。
尚、網屋の株価ですが後場寄り早々に上昇に転じて以降、14時過ぎに前日比+122円(+9.08％)の1,465円を記録。
その後は急落し、結局、終値は同-33円(-2.45％)の1,310円とマイ転して終える荒い動きを見せていました。
こうした動きも煽り屋が発端となったイナゴトレーダーによる様式美のようなものですね。
良くも悪くも派手な動きを見せるだけに、もしエントリーされる場合は十分な注意が必要です。
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