ジェイ・エスコム(3779) デジタルギフト期待でストップ高！
いよいよ本日が2021年の取引最終日、大納会となりました。
今年を振り返れば岸田首相の誕生および岸田政権の発足、東京オリンピックの開催など様々な出来事が思い出されますが、個人的にはやはり今年も新型コロナウイルスに苦しめられた一年として悪い意味で印象深いものとなりました。
昨年から続く新型コロナの世界的感染拡大は今も続いており、最近では新たな変異型のオミクロン株が猛威を振るう現状です。
幸い、日本は比較的落ち着いているものの、人の移動が増える年末年始で急増しないか気になるところですね。
一方、最近では治療薬も緊急承認されるなど、明るいニュースも確認されます。
世界中から新型コロナコロナウイルスが完全に消滅することはないのかもしれませんが、少なくとも来年はより平常通りの日常に近づくことに期待したいものです。
さて、そんな今年の最終日となった本日、一年の振り返りで締めて終わろうかと思っていたのですが、少々物足りないため、急遽、普段と同じく個別株を取り上げることにしました。
それが、ジェイ・エスコム(3779)です。
【3779】ジェイ・エスコム
寄り付きから高く始まり、前場早々にストップ高張り付きとなったジェイ・エスコム。
急騰の理由は、本日の寄り前にメタップス(6172)の子会社である韓国のITマーケティング企業「Mafin(マフィン)」の全株式を取得し子会社すると発表したことが材料視されています。
マフィンは韓国で16億円の売り上げがあるデジタルギフト事業を展開しており、これを日本でも展開するとのこと。
なによりジェイ・エスコムは売り上げ10億の会社であるのに、既に16億あるマフィンの子会社化として注目を集めた模様。
そう単純な話でもないかもしれませんが、少なくとも日本ではあまり馴染みのないデジタルギフトは急成長に繋がる起爆剤となるかもしれません。
尚、同じくデジタルギフト絡みとして本日はリアルワールド(3691)も人気を集めました。
同社の場合、今年の11月8日にグループ会社のREAL FINTECHが運営する「RealPayギフト」を、サービスの認知度向上を目的として「デジタルギフト」の商標を取得し、来年1月にサービス名を変更すると発表しており思惑が働いた模様。
「デジタルギフト関連」として考えるなら、やはり本命はジェイ・エスコムでしょうが、対抗としてリアルワールドも同時にチェックしておくと良さそうですね。
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