日経新聞記事より注目の旬のテーマ3選！
昨日のトヨタのEV説明会によって本日は幅広くトヨタ関連が買われていますね。
トヨタ自動車(7203)はもちろん、トヨタ紡織(3116)、豊田通商(8015)、さらには豊田自動織機(6201)まで軒並みプラスという展開に。
本日の日経平均終値を見ると、これらがなければ本日もマイナスだったのでしょう。
さて、そんな本日は朝から日経新聞の記事を元にしたテーマ株を中心に色々とチェックしています。
というのも、本日は何かとテーマに関連する記事が多く確認されており、関連銘柄の物色に繋がる可能性が考えられるため。
例えばこちら「接種証明アプリ、20日から マイナカード必須」です。
日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種証明が進められていますが、スマホ上で簡単に表示できる仕組みを20日から利用可能としています。
アプリ名は「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」とそのままの名称で、国内用と海外用の2種類あるとのこと。
ただし、利用にはマイナンバーカードが必要となるため、今後、飲食店や各種イベントなどでの利用を考えると、マイナンバーカードの普及促進に繋がる可能性が考えられます。
マイナンバーカードは現在も約4割程度とされていますし、1月1日より保険証や口座との紐付けによるマイナポイントの第2弾も控えています。
こうしたマイナンバーカードを所有するメリットや利用シーンを考えると、思惑から関連銘柄が物色されるかもしれません。
次に「首相「官民で1.4兆円超す投資」 国内の半導体製造支援」です。
岸田首相は本日、国内での半導体製造の強化に向け「官民あわせて1兆4000億円を超える大胆な投資を行う」と表明しました。
「成長戦略の4つの柱を実現するにあたり最も重要な要素は半導体だ」
政府は2021年度補正予算案で先端半導体の生産企業を支援する基金の財源として6000億円ほどを計上しており、関連法改正案2本も臨時国会に提出。
改正案では経済産業相の認定に基づき工場の新増設の費用を基金から助成するとし、先日話題となった台湾のTSMCがソニーと共同で熊本県に新設する工場が認定第1号に想定されています。
尚、政府は支援の対象は前述のTSMCとソニーの新工場を含めて数件程度を想定しており、今後も工場の新増設によって特需が発生する半導体関連も出てくるかもしれませんね。
最後に取り上げるのがコチラ「書面・対面義務を原則廃止 政府がデジタル重点計画案」です。
政府は本日のデジタル社会推進本部の会合でデジタル社会の実現に向けた重点計画案を示しました。
書面提出や対面、目視を義務づける制度を改めてデジタル技術を活用できるようにする「デジタル原則」の考え方などを盛り込むとのこと。
前述の2つマイナンバー関連や半導体関連と違って少々わかりづらいものの、要するに「脱はんこ」への思惑が働き一部銘柄が買われることとなりました。
正直、私も当初は記事を斜め読みした程度で特に注目していなかったのですが、本日ストップ高をつけた鈴与シンワート(9360)の急騰理由がこれに当たるようです。
【9360】鈴与シンワート
ほかにも、ベクター(2656)や日本ラッド(4736)も同じ脱はんこ関連として、同タイミングで人気化しました。
ストップ高で引けたのは鈴与シンワートのみとなりましたが、妙に強いその反応から明日も人気が継続する可能性は考えられますし継続してチェックしておくと良いかもしれませんね。
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