ガーラ(4777) メタバース関連の穴株として物色！
以前から聞かれていた取引時間の延長ですが、本日、日本取引所グループは東証の売買時間を30分延長する方向で正式に準備すると発表しました。
システム本体の性能を高めることで、取引時間中にシステム障害が起きても、当日中に売買を再開できる余地を確保するのが狙いとのこと。
つまり、これまで午後3時で取引時間は終了となっていましたが、将来的には午後3時30分となる形ですね。
実装されるのは2024年の後半予定としていますから、まだまだ先の話にはなりますが…。
そうなると、従来は引け後に決算を発表していた企業は、時間延長に伴って午後3時30分以降に続々と発表されるのでしょうか。
ザラ場中の午後3時発表を継続しても良いのですが、その場合は大引け30分前に市場が急に荒れた動きを見せるかもしれません。
まだ先の話ですし今から気にしても仕方が無いのですが、とにかく将来的に時間が延長されるとのことなので、株好きな方は楽しみにしても良いのかもしれませんね。
さて、そんな話題に注目した本日ですが、個別株での注目株としてガーラ(4777)があります。
【4777】ガーラ
ガーラといえば、一昔前にゲーム株の一角としてマネーゲーム化した銘柄という印象が強い一社です。
本日は朝から買いを集めて後場中ごろまで株価を上昇させ、引け前に売られるといった少々荒い動きを見せていました。
注目を集めた理由はメタバース関連銘柄として物色された模様。
「メタバース」とは、通信ネットワーク上に作成された仮想空間のことであり、インターネット上に構築される多人数参加型の3次元仮想世界を指す言葉として使われています。
米フェイスブックはメタバースの構築に、年間で最低100億ドル(約1兆1400億円)を投じるとしており、日本でも関連企業に注目が高まるとされているのです。
そんな中、ガーラは韓国の子会社が自社タイトルの「フリフオンライン」などのメタバースでの展開を目指しており穴株として買われた模様。
ブロックチェーンの技術も用いて、仮想通貨（暗号資産）を流通させるケースも増えつつあり、韓国のエンターテインメント企業バルンソンと組んでメタバースでゲームの開発・運営を担っていくそうです。
メタバースといえば、テレビ東京の「やりすぎ都市伝説」で関暁夫氏のコーナーで語っていたのが印象的です。
番組の特性上、”不思議な話題”といった雰囲気はあるものの、宇宙人や古代人、陰謀論など他のテーマに比べたら現実味はありますし、また実際に開発が進められている技術としては今後注目されてくるのかもしれません。
世間に浸透するには、もしかしたら東証の取引時間延長よりも長い月日が必要となるかもしれませんが、近未来の技術・産業として一応チェックしておくと面白いかもしれませんね。
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