小池酸素工業(6137) 新たな酸素濃縮装置関連として物色！
昨日に続いて本日も株価を急騰させているのが星医療酸器(7634)です。
寄り付きこそ前日比140円安(-3.11％)の4,360円と安く始まりましたが、即座に買いを集めて急騰。
そして、9時40分頃にはストップ高となる5,200円を達成しました。
尚、その後は利益確定売りに押され、後場後半にはマイナス圏へ転落する荒い動きを見せています。
注目された理由は、政府が酸素濃縮機をインド・インドネシアに続きタイ・ラオスへ支援を表明したこと。
また、新型コロナ感染者の自宅療養に備えて全国の自治体や保健所が酸素濃縮装置の確保に動いていると報じられたことがキッカケです。
正に今、新型コロナの第5波のピークが訪れ、多数の感染者が確認されているこの時期だからこそ、一段と注目を集める結果となっているのでしょう。
そんな話題の”酸素濃縮装置”ですが、本日は同テーマから新たに株価を急騰させている銘柄が確認されています。
それは、小池酸素工業(6137)です。
【6137】小池酸素工業
小池酸素工業は鉄鋼、造船、建機向け厚板切断機や溶接装置などの機械装置と高圧ガスに特化しています。
またグループ会社の小池メディカルでは酸素濃縮装置や、コロナ病床で不足しているパルスオキシメーターなどを手掛けていることから、今回の物色へと繋がった模様。
特に昨日物色された同関連と比べて時価総額は小さく、また指標面でも割安さが確認されたことで本日の人気に繋がったようです。
後場寄り早々には、前日比+448円(+19.48％)となる高値2,747円をつけましたが、その後は売り物に押される展開に。
同社の場合、日々の出来高は少なく板も薄いことで株価を大きく上下させたのでしょうね。
酸素濃縮装置に対する注目がどこまで続くかわかりませんが、本日の動向から同社は穴株的な意味合いでチェックしておくと良いかもしれません。
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