ネクソン(3659) ビットコイン大量購入で関連銘柄入り！
昨年末から大相場を続ける金融商品(？)といえば、ビットコインを中心とした仮想通貨ですね。
仮想通貨といえば、2017年にはテレビで特集が組まれたりCMが流れるほどの大ブームとなって多くの人が参入しました。
ただし、2017年末に天井をつけて以降、ズルズルと値を下げ続けて冬の時代を迎えましたが、2020年の後半から人気が再燃して今では過去最高値を更新するほどに。
なんと、過去のピークにあった2017年末の高値と比較しても、すでに約3倍にも上昇しているのですから驚きですね。
株式市場でも仮想通貨に関連した取引所やブロックチェーンなど、様々なテーマや銘柄が注目を集めたのも記憶に新しいです。
そんな仮想通貨関連ですが、本日、これまでと違った意味で仲間入りを果たした銘柄が確認されました。
それは、ネクソン(3659)です。
【3659】ネクソン
ネクソンは韓国発祥のPC向けオンラインゲームの先駆けであり、日本や中国、韓国等に配信しております。
そんなネクソンですが、本日、1億ドル(約108億円)相当のビットコインを購入したことを発表しました。
国内の上場企業がビットコインを財務資産に組み入れるのは初ですが、すでに海外ではテスラやマイクロストラテジー、スクエア社などがオルタナティブ資産としてビットコインを大量購入しています。
尚、ネクソンによると1ビットコイン当たりの平均取得価額は約5万8226ドル(644万6183円)で1,717ビットコインを購入しており、これは同社が保有する米ドルや日本円を含む現金の2％弱に相当するそうです。
オーウェン・マホニー社長は「株主の利益を守り、保有する現金の購買力を維持するための戦略を反映するもの」と説明しており、また「現在の経済環境下において、ビットコインは流動性の高い長期的な安定資産」だと述べています。
良くも悪くも荒い動きを見せるビットコインですが、この上昇相場が長期的に続くなら思わぬ収益となるかもしれませんね。
余談ですが、昨日27日(火)には大手電気自動車メーカーのテスラが、第1四半期の財務報告にて約300億円分のビットコインを売却したと発表しています。
これは2月初めに投資していた1,600億円の内の一部となりますが、当時と比べても価格は大きく上昇しており大成功に終えたことでしょう。
とはいっても、テスラ社の売却はあくまで保有分の一部であり、今後も保有していく方針としていますから、これで手仕舞いというわけではありません。
ネクソンもこのテスラと同じく、このビットコインの保有が近い将来の収益に結び付くと良いですね。
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