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コロプラ(3668) 任天堂が損害賠償請求増額で急落!

コロプラ(3668) 任天堂が損害賠償請求増額で急落!

コロプラ(3668) 任天堂が損害賠償請求増額で急落!

連日の非常に苦しい急落相場から一変。

本日は寄り付きから日経平均が高く始まり、その後も上げ幅を拡大させて終値は前日比+679円の2万9188円と強い推移を見せる一日となりました。

直近の2日間で1200円弱も値を下げていたことを踏まえると本日は半分強を戻した程度に過ぎませんが、それでも先月下旬につけた直近安値を割り込み、一段安が危惧される場面での反発は安心感を覚えますね。

後は明日以降、一時の反発に留まることなく株価を戻してくれることを願うばかりです。

さて、そんな地合い回復を見せる本日の株式市場でしたが、そんな追い風の中で大きく売られる某銘柄も確認されています。

それは、コロプラ(3668)です。

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【3668】コロプラ

コロプラは主にスマホ向けゲームを手掛けており、主要タイトルとして「白猫プロジェクト」や「魔法使いと黒猫のウィズ」などがあります。

そんな同社ですが、昨日の引け後に「当社に対する損害賠償請求訴訟の提訴額変更に関するお知らせ」を発表しました。

こちらは、任天堂より請求されている損害賠償請求金額が、49億5000万円から96億9900万円に増額というもの。

元々は44億円の損害賠償だったものが今年2月には49億5000万円に。そして、その2ヶ月後には遅延損害金として倍近くの96億9900万円へと引き上げられたわけですから驚きですね。

そもそも、この任天堂とコロプラとの騒動は、コロプラの人気タイトル「白猫プロジェクト」にて搭載されている「ぷにコン」と呼ばれる機能が主な要因です。

この「ぷにコン」とは、要するにゲーム内でのキャラの操作方法となるのですが、これが特許侵害に該当すると任天堂は主張しています。

両社の裁判は2018年より続いており、これまで口頭弁論や弁論準備手続が重ねられてきましたが、結局、コロプラが時間稼ぎをして長引かせているとの見方が強いことで今回の増額となりました。

尚、コロプラ側は「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」と主張していますので、まだまだ長引く可能性は大いに考えられますね。

“最強”と噂の「任天堂法務部」を相手に今後どのように立ち回るのか、色んな意味で注目です。

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