直近人気の「こども庁関連」が大荒れ！
本日も「こども庁」の創設によって思惑が働き、育児関連銘柄が朝から派手な動きを見せる一日ですね。
昨日までに2日連続のストップ高をつけていた幼児活動研究会(2152)は、寄り付きから3日連続となるストップ高をつけましたが、その後は失速して終値は61円安(-3.8％)の1,543円に。
同じく2日連続ストップ高をつけていたベビーカレンダー(7363)は朝からマイナス圏でのスタートとなり、終値はストップ安となる3,000円安(-22.98％)の10,050円と急落しました。
一方、ピーエイ(4766)は寄り付き直後にストップ高の310円をつけましたが、その後は失速して上げ幅を縮小しましたが、プラス圏を維持して終値は20円高(+8.69％)の250円と健闘しています。
同テーマの中でも物色傾向が変わったのかもしれませんが、それ以上に本日は日経平均が朝から弱い動きを見せる一日です。
単に軟調な地合いの影響から、特に直近で派手な動きを見せていたものが利益確定売りに押されたのかもしれません。
ひとまず本日は上昇一服といった格好を見せたものの、最近では大型テーマの一つと見ておりますので継続して監視する価値はありそうですね。
さて、そんな本日ですが、久しぶりにあるテーマが注目される一日でもありました。
そのテーマとは「脱はんこ」です。
「脱はんこ関連銘柄」に再注目！
日経新聞によりますと、衆院は6日の本会議で、行政手続きの押印廃止を盛ったデジタル社会形成関係整備法案を可決しました。
政府は押印が必要なおよそ1万5000の手続きのうち、なんと大多数の99%超を廃止する方針であり、商業・法人登記や不動産登記の申請といった実印を求める118の行政手続きは引き続き押印が必要とのこと。
後場後半に同話題が確認されると、久しぶりに一部の脱はんこ関連が人気を集めていました。
特に日本ラッド(4736)は一気に値を飛ばし、ストップ高となる前日比100円高(+15.17％)の759円に。
他にも、鈴与シンワート(9360)も同174円高(+8.46％)の2,230円と株価を上昇させていました。
また、本日はマイナスで取引を終えているものの、rakumo(4060)、スターティア(3393)、スカラ(4845)なども同じく脱はんこ関連の一角と見られております。
こども庁と比べると短命に終える可能性はありますが、これらも脱はんこの穴株的な位置付けとしてチェックしておくと良いかもしれません。
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