新法案で脱プラスチック関連銘柄が人気！オススメがコチラ！
政府は本日9日、プラスチックごみのリサイクル強化に向けた新法案「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定しました。
家庭から出る食品トレーや文房具などを「プラスチック資源」として一括回収する仕組みを導入。
また、使い捨てプラスチックを大量に無償提供している事業者に削減の義務を課すことが盛り込まれており、命令に違反した場合は50万円以下の罰金が科されるそうです。
これまでコンビニやスーパーなどでは、プラスチック製の使い捨てできるスプーンやフォークなどかもらえましたが、将来的にはこの無料サービスも無くなるのでしょう。
現在、考えられている事業者が取り組むべき対策案としては、1.有料で提供、2.受け取らなかった客にポイントを還元、3.代替素材への転換などの対策を示しているとのこと。
2020年の7月1日より、全国でプラスチック製のレジ袋が有料化されたのが記憶に新しいですが、同様の動きとなるのではないでしょうか。
そんな久しぶりに「脱プラスチック」に関する話題が確認された本日、同関連が注目されました。
再生プラスチックリサイクル事業を手掛ける大都商会を子会社化した新都ホールディングス(2776)。
プラスチックリサイクル事業を本格化すると発表した北日本紡績(3409)。
他にも、リファインバース(6531)やエンビプロ(5698)なども物色されています。
そんな中、個人的にはGSIクレオス(8101)に注目しました。
【8101】GSIクレオス
GSIクレオスは繊維と工業製品を中心とする専門商社ですが、今年の1月より微生物の働きを利用する生分解性プラスチックを100%使用したストローを発売しました。
飲食店などでプラスチック使用量を削減する動きが広がる中、ふやけにくいのが特徴で、ホテルや飲食店、コンビニエンスストアでの採用をめざすとしています。
最近、一部の飲食店や喫茶店などでは、プラスチック製に替わる紙製のストローを見かけることがありますが、正直、従来のストローと比べて使い勝手は良いとはいえません。
その点、同社のストローは一般的なプラスチックストローと同様の使用感になるよう設計され、長時間飲み物の中に入れてもふやけないとの特徴があることから、こちらの方が需要は高そうです。
本日の騰落率だけを見ると前述の銘柄と比べて劣りますが、将来的な需要拡大とシェアの大きさに期待してみると良いかもしれません。
脱プラスチックの中の”穴株”と呼ぶほどではありませんが、良かったらチェックしてみてください。
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