首都圏に対して緊急事態宣言が発令！
年末年始から新型コロナウイルスの勢いが止まりませんね。
全国の新規感染者数を振り返ると、それまで最多の3,800人台にあった感染者数が、昨年末の大晦日には初の4,000人台となる4,519人に。
その後も勢いは衰えず、今週5日(火)は4,912人、6日(水)は5,999人、そして昨日7日(木)7,570人と過去最多を更新連続する日々です。(NHK参照)
元々、年末年始はイベントがあり人と接する機会が増えるため、感染者増が警戒されていましたが、ここまで急ピッチな上昇を見せるとは予想外ですね。
これが累計の人数ならともかく、日々新たに確認された新規の感染者数ですから、事態は想像以上に悪化していると見るべきでしょう。
そんな感染拡大が止まらない中、政府は昨日、特に感染者が急増している1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)に対して緊急事態宣言を発令しました。
期間は2月7日までの一ヵ月間とし、午後8時以降の不要不急の外出自粛や、飲食店の時短営業、テレワーク推進などを要請しています。
さらに大阪、京都、兵庫もこれに続く格好で、政府に緊急事態宣言を要請するといわれています。
感染者が多いのは東京、埼玉、千葉、神奈川だけでなく、大阪、京都、兵庫、それに愛知や福岡なども日々数百人規模の新規感染者が確認されています。
幅広い地域で感染者が確認される現状に、改めて警戒すべきでしょうね。
新型コロナウイルス対策で小型株が続々急騰！
そんな新型コロナウイルスが猛威を振るう日々ですが、市場では新型コロナウイルス対策を目的とした銘柄が人気を集めています。
例えば、本日はこちら、久しぶりにフルッタフルッタ(2586)です。
【2586】フルッタフルッタ
昨日7日の引け後に「アサイーが新型コロナウイルス起因のNLRP3インフラマソーム誘発性炎症を抑制する効果」に関する実証実験を行う契約を締結したと発表しました。
先月22日にも「アサイーが新型コロナウイルスの症状を緩和する」といった話題から、アサイー食品・飲料を取り扱う同社が急騰しています。
今回はその進展といえる材料であり、研究元であるトロント大学と契約し、今後は共同研究者として資金提供などを行い臨床テストに参画する形です。
業績に関する影響は不透明としていますが、話題の新型コロナウイルスに関連した材料であり、なによりつい先日の急騰実績があるため、今回も短期資金を中心に集めストップ高を演じたのでしょう。
ほかにも、本日は同様の思惑から、篠崎屋(2926)も株価を急騰させています。
【2926】篠崎屋
篠崎屋は「三代目茂蔵」名で豆腐や納豆など大豆加工品を中心に企画、販売しています。
人気化の理由は、先日、長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の北潔教授の研究チームが「5－ALA」が新型コロナウイルス増殖を抑える効果が確認されたことを発見しました。
「5－ALA」は日本酒や納豆などの発酵食品に多く含まれている天然のアミノ酸の一種です。
安全性が非常に高く副作用の心配はほとんどないことが科学的に証明されており、10年以上前から医薬品をはじめ健康食品や化粧品などにも使われています。
室温で長期間保存でき、低価格で安定した供給も可能。
さらにウイルスの変異にも対応できるとされています。
最近は、感染力の強い新型コロナの変異ウイルスが警戒されていますが、変異株に対しても同じように作用することが考えられるという点も話題となったのかもしれません。
お茶、キノコ、アサイー、そして納豆など、様々な食品が新型コロナウイルスに対して効果的との話題が確認されてきましたが、これら食品で簡単に予防なり症状の緩和が出来るなら確かに嬉しいニュースです。
実際の効果の程はわかりませんが、世間の関心が強い新型コロナウイルスに関連した材料としてチェックしておくのも面白いかもしれませんね。
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