Casa(7196) 宮地社長の第二弾音声が公開で株価続落！
今月2日、週刊文春より東証一部上場のCasa(7196)の宮地正剛社長による”罵倒音声”が公開され話題となりました。
それは、社員たちに「お前ぶち殺すぞ」「電車に飛び込まんかい」などの罵倒を繰り返していたという内容のほか、反社との付き合いまで示唆されるものであり、これを嫌気して株価は連日値を下げる展開となっています。
【12月3日】Casa(7196) 宮地社長の罵倒音声＆反社と交際疑惑で急落！
そんな悪い意味で注目を集めているCasa(7196)ですが、昨日、週刊文春より「”罵倒音声”第二弾」が公開されました。
今回も宮地社長による発言を部分的に切り取られ、その一部を公開といった内容であるため、その前後や詳しい経緯は不明ですが、それでも先日の内容が内容だっただけに、今回も「第二弾」をチェックされた方は少なくないのではないでしょうか。
参考までに、動画内の一部を切り取りスクショを取りましたが…
個人的な感想にはなりますが、第一弾ほどのインパクトはなく、逆に過激な発言だけでなく良いことも言ってる印象ですね。
ただ、前回の動画でも気になりましたが、2018年6月28日の音声、同年7月17日の音声など以前から録音されていたこと、新たに複数から入手ということは、こういった音声動画が多数あり今後も新たなものが入手・公開されるかもしれません。
Casa側はもちろん、株主としても気味の悪い不発弾のようで、気持ちの良いものではないでしょうね。
週間文春によると、OMM法律事務所の大塚和成弁護士は「内部統制、判断基準が自分であると社長が発言することは、統制環境の欠如といえます。そもそも内部統制は経営者の独断をけん制するためのシステムですので、社長の無理解が露呈しています」と指摘。
これをCasa宛に発言の意図を問う質問書を送付したところ、質問には答えず、代理人の弁護士が「宮地氏が反社会勢力であったり、反社会勢力と交際関係にあったりする事実はありません」と回答したようです。
また、本日11時にはCasaより「当社に関する報道について」を発表。
要約すると「反社会的勢力との関係はなく、内部統制も有効。現在は外部専門家2名と社外監査役1名による特別調査委員会を設置して調査中」とのこと。
調査の報告は一ヶ月から二ヶ月程度を見込んでいるとのことですから、年明けにどんな報告がされるのか、また文春からさらなる続報があるのか気になるところですね。
【7196】Casa
ちなみに、本日発売の「週刊文春」では、小誌報道直後の「Casa」社内の様子や、宮地社長が社員に送った＜バカなのか？＞メールの内容、1泊2日の”社長選抜合宿”などを報じているそうです。
興味のある方はチェックしてみてください。
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