過去最多を更新した新型コロナウイルス新規感染者！
この土日の間にも、全国で新型コロナウイルスの新規感染者が続々と確認されることとなりました。
NHKの調べによると、28日(土)は全国で過去最多の2,684人、翌日29日(日)は2066人と過去の日曜と比較して明らかに多い人数が確認されたようです。
感染者数はもちろんですが、感染に伴い入院患者数も急増しており、最近では満床状態の病院も出てきている上に、医師や看護師など医療従事者の不足という問題も浮上。
それに伴い、重症者数も明らかな増加傾向にあり、特に高齢者は危篤状態となりやすく、最悪な場合は亡くなってしまうケースも確認されています。
そんな第三波が襲来している今、まずすべきは個人個人でできる予防策でしょう。
すでに個人動向でなく、国や自治体が方針や対策を練って対処すべきレベルでしょうが、誰でもすぐに始められる基本としてやはり「自分の身は自分で守る」です。
そんな新型コロナウイルスの再拡大が計画されている今、感染予防に役立ちそうな話題が注目されています。
それは「お茶で新型コロナを無害化」です。
市販のお茶で新型コロナを無害化！
奈良県立医科大学は先週27日(金)、新型コロナウイルスが市販のお茶によって無害化する効果を確認したと発表しました。
人での効果は未確認ですが、試験管内でウイルスが1分間お茶に触れることで最大99％が感染力を失ったそうです。
実験ではペットペトル入りのお茶など「市販のお茶や紅茶」約10商品を使用し、経過時間ごとの感染力を持ったウイルスの量を検査したところ、商品毎にその違いも見られたようです。
最も効果が高かったのは茶葉から淹れた紅茶で、感染力のあるウイルスは1分間で100分の1、10分間で千分の1以下にまで減少したとのこと。
同大の矢野寿一教授は、人への効果については「可能性の段階」としていますが、「インフルエンザでカテキンの効果は確認されており、お茶を飲むことで同じような効果が期待される」と話しています。
これが人間でも効果が見込めるなら嬉しい話ですね。
少なくとも、以前、大阪府の吉村知事が会見を開いた「イソジン」でのうがいよりも安く・手軽に利用できますし、そもそも意識することなく日常的にお茶を飲むだけで予防に繋がるなら、何の苦にもなりませんから。
さて、そんな話題から本日は「お茶」に関連した銘柄が物色されています。
新たな新型コロナ予防「お茶」に注目！
【2750】石光商事
石光商事はコーヒーが主力の輸入商社であり、特に業務用に強くそのシェアは首位級。冷凍食品や常温食品なども展開しています。
そんな老舗の同社ですが、「コーヒー・飲料事業」としてコーヒーや紅茶の輸入、加工、販売を手掛けており、中でも新型コロナに最も高い予防効果が見込める「紅茶バルクPB」が注目された模様。
紅茶バルクPBでは、インド、スリランカを中心にインドネシア、ケニアなどから中長期的な取組をおこなっているサプライヤーから顧客の品質ニーズに合わせた原料をバルクに詰めてお届け。
今後の嗜好度向上を目論み、安全安心な原料はもちろんのこと、品質安定の原料、またコーヒーのように品質に特化した紅茶版マイクロロットなどにも取り組んでいます。
上記背景とともに、石光商事は時価総額が37億円程度と小ぶりなことも人気を集める要因でしょうね。
お茶といえば、シンプルに伊藤園(2593)などか真っ先に連想されますが、やはり株価妙味という点では石光商事に物色の矛先が向かったようです。
尚、石垣食品(2901)も同じ狙いから人気を集めていますが、こちらは麦茶ではなくカテキンが豊富なウーロン茶が注目されたようです。
一部で「麦茶はカテキンが含まれていない」との話も聞かれましたが、こちらは狙いが違うということですね。
興味のある方はチェックしてみてください。
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