相場の旬は『ゲーム株』物色？主な急騰銘柄の紹介！
先日、ニンテンドースイッチ、プレイステーション4、Steam(PC)向けゲーム「天穂のサクナヒメ」が、お昼のワイドショーなど幅広いメディアでも取り上げられ話題に。
その結果、想定外の大ヒット(失礼ですが…)によって、同タイトルを発売するマーベラス(7844)が株価を急騰させる場面が確認されました。
【11月16日】マーベラス(7844) 『天穂のサクナヒメ』売り切れ続出でS高！
ゲーム株といえば、個人投資家に特に人気のテーマの一つとです。
新作発表やセールスランキングなど、わかりやすい材料は素直に好感されますし、実際にゲームを利用されている人なら自身の感想や周囲の人気・反応なども直に感じられれます。
少なくとも創薬ベンチャーのバイオ株等と比べれば、よっぽど親近感や馴染み深いテーマではないでしょうか。
そんな人気に火がつきやすいゲーム株ですが、本日は新たなゲーム株が急騰を見せています。
例えば、今週16日(月)から株価を急変させている日本一ソフトウェア(3851)です。
【3851】日本一ソフトウェア
日本一ソフトウェアは先週13日(金)に上期決算を発表しており、売上高は前年同期比48.8％増の20憶9400万円、経常利益は同9.5倍増の4憶3800万円など好調で人気を集めました。
好決算の要因として、海外向けタイトル「閃の軌跡3」と、スマホ向けアプリ「ディスガイアRPG」によるもの。
気になる下期および通期ですが、国内では「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」や「魔界戦記ディスガイア6」の発売、「魔界戦記ディスガイアRPG」の1周年記念、海外では「閃の軌跡4」「イース9」の発売などが控えており、今後もさらなる業績拡大が期待され人気を集めているようです。
同社といえば、特にディスガイアシリーズが有名であり、これまでにも新作発表やトライアルの開始などで度々株価を急騰させていました。
期待が大きすぎることで逆売延期となった場合は失望売りを招く事態も考えられますが、それ以上に人気タイトルの発売や関連ニュースのリリースは今後も刺激する材料になりそうですし、チェックしておくと良いかもしれませんね。
続いて、プロレスゲームで有名なユークス(4334)です。
【4334】ユークス
ユークスは本日の昼に「次期主力プロジェクト」発表として動画メッセージを公開しました。
次期主力プロジェクトは米国の有力プロレス団体「AEW」と次世代プロレスゲームの開発を受託したというものです。
AEWは設立2年の新しいプロレス団体ですが、ユーチューブやツイッターなどのsns登録者数は計4140万人以上に達する人気団体であり、昨年は「AEW Dynamite」という2時間番組が開始され、ネット配信によってアメリカ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツなど世界中で視聴されています。
そもそも、ユークスのプロレスゲームは、1995年にテレビゲーム初の3Dプロレスを開発して以降、20年連続でプロレスゲームで世界一を誇ります。
これまでに発売した39タイトルの累計本数は7612万本であり、2018年にはギネスにも認定されるほど。
そんな同社と話題の団体が手を組むことで、株価を急騰させました。
ただし買いは続かず、すぐさま急落して元の株価水準で推移を続ける展開に。
元々、日々の出来高も少ない銘柄でしたし、利益確定売りによる反動も大きく高値を維持できなかったのかもしれません。
穴株的な側面のある一社かもしれませんが、同社も自信の内容としているようですし、将来的な業績寄与に期待してチェックしておくのも良いかもしれませんね。
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