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HIROTSUバイオ 尿でがん検査 受託能力を年100万人に!

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新型コロナウイルスの新規感染者数に関して、東京では昨日107人と急増しましたが、本日も100人超との速報が確認されています。

また、埼玉や神奈川や千葉といった関東圏や北海道、大阪、京都などでも感染者が増えつつあり、本格的に第二波が警戒される状況にありますね。

そんな新型コロナウイルスが警戒される日々ですが、本日、個人的に注目材料があります。

それは、昨夜未明に日経新聞の記事にて確認された「ヒロツバイオ、尿でがん検査 受託能力を年100万人に」です。

HIROTSUバイオサイエンスといえば、昨年秋に微生物の線虫を使った「N-NOSE(エヌノーズ)」によって話題となりました。

「N-NOSE(エヌノーズ)」はがん患者の尿特有の匂いを嗅ぎわける線虫の性質を利用したシステムです。

尿1滴で簡単に高精度ながんの検査法であり、15種類のがんを網羅する上に、早期発見の的中率は9割、さらに検査費用1回当たり9800円と安価という特徴があり、昨年10月には関連銘柄が人気化しました。

そんな同社ですが、検査工程を自動化し受託能力を約50倍に高め、2020年度中に尿によるがん検査サービスで年100万人分の検査体制を整えるようです。

単純計算で、1回の検査費用9800円×100万人/年=最大98億円の売り上げが見込まれます。

現状、1月より始めた同サービスの検査数は月1000件に満たないことを考えると、大きなインパクトになるのではないでしょうか。

新型コロナウイルスや他の材料株に注目が集まっていますが、今後、再度人気化という可能性はありそうですね。

尚、HIROTSUバイオサイエンスは上場していないため、日立製作所(6501)やトッパン・フォームズ(7862)、アズワン(7476)、エイベックス(7860)、FVC(8462)、イチネンHD(9619)など、出資企業を中心としたものが関連銘柄として挙げられます。

中でも、時価総額が最も小さなFVCは狙い目かもしれません。

本日は株価は反発していますが、昨日が大きく下げていただけに自律反発という可能性は考えられますが、今後、同材料からテーマ株を探す際はチェックしてみると良いかもしれませんね。

【8462】FVC

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