整理銘柄のレナウン(3606)が前日比+75％の急反発！
先週15日(金)に民事再生手続開始を発表し、株価を急落させていたレナウン(3606)が本日は株価を急反発させています。
【3606】レナウン
昨日20日(水)の終値20円に対して、本日前場後半に確認された高値は前日比+15円(+75％)の35円です。
その後は失速し、株価は20円台後半で推移する展開となっていますが、経営破綻したレナウンが早くもここまでの反発とは驚きですね。
もっとも、この手の整理銘柄がマネーゲーム化して株価を急騰させるのは珍しいことではありません。
最終的に上場廃止と考えれば普通は買いに値しないでしょうが、良くも悪くも投資家の注目を集めるこのタイミングだからこそボラティリティーが高まり、短期資金を集めて急反発というシーンも確認されるのです。
来月16日の上場廃止に向けて大筋では株価は下落を続けるでしょうが、今後もこういった反発局面は確認されるかもしれませんね。
セキド(9878)が材料不明で謎の急騰を見せる！
そんなレナウンが驚きの展開を見せる本日、バッグや時計など輸入ブランド専門店を展開するセキド(9878)が謎の急騰を見せています。
【9878】セキド
昨日20日(水)の終値334円に対して、本日の高値は前日比+74円(+22.15％)の408円です。
特段の買い材料は確認されませんが、一説にはセキドも赤字が続く厳しい経営状況の中、今期(21年3月期)は黒字化が期待されることで反応したという話も聞かれます。
ただ、セキドは先月末に決算を発表し、今期の黒字化予想は発表していましたから、いくらレナウンに反応したとしてもこのタイミングで見直し買いというのも釈然としませんね。
ちなみに、一説には何らかの材料が漏れている、そんな噂まで囁かれています。
あくまで噂ですし真意の程はわかりませんが、ただ妙な反応を見せる銘柄としてチェックしておく価値はあるかもしれません。
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