日経平均は2日続落！本格的な下落相場入りか！？
本日の日経平均は2日続落と厳しい相場が続きますね。
日中も値動きの荒い展開が続いており、寄り付き後の下落推移から急反発したりと方向感もなく、上下幅で300円超の上げ下げが確認されています。
また、日本だけでなく世界中でリスクオフムードが高まり主要株価は大きく下落しています。
例えば米国は、24日は史上3番目となる1031ドル安(-3.6%)と大幅下落、そして昨日25日は879ドル安(-3.15%)とこの2日間で1900ドルもの大きな下げ幅が確認されています。
ほんの少し前まで史上最高値を更新していたとは思えない動きですね。
尚、一連の下落の要因は新型コロナウイルスであり、世界中での急速な感染拡大が懸念されているのです。
昨年12月頃から中国武漢で確認されてから、ここまで長期的に感染範囲を拡大させるとは思いませんでしたから。
CDCが世界的パンデミックに近づいているとの見解を示す！
そんな感染拡大が深刻化する今、感染症対策などを行う保健衛生機関のCDC(アメリカ疾病管理予防センター)は、新型コロナウイルスに対して「世界的なパンデミックに近付いている」という懸念を示しました。
なんでも既に死者が確認されていること、ヒトからヒトへの感染が続いていることから、パンデミックと判断される2つの基準を満たしているとのことです。
同時に、最終的にはアメリカでも市中感染が起きると予測しており、米国市場を警戒させる要因となったのでしょう。
少し前にアメリカではインフルエンザが大流行し死者数は1万人を超えたと発表されましたが、実際はこの中に新型コロナウイルスによる死者も紛れており増加に繋がっているとの噂も聞かれます。
他にも、本日トランプ大統領は新型コロナウイルス対策費として25億ドルを緊急の議会に要求しました。
また「アメリカでは非常に良くコントロールされている」と述べており、事態の終息に強気の姿勢を示していますが、市場の混乱を落ち着かせるには至っていません。
やはり世界中で日に日に感染者が確認されている今、事態の収拾には時間がかかるでしょうね。
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