クルーズ船の乗員、19日から21日にかけて順次下船!
新型コロナウイルスの集団感染が発生しているクルーズ船ですが、毎日のように二桁ペースで感染者が確認されています。
昨日は新たに99人の感染者が確認されたことで、17日午後9時半時点で判明した感染者の合計は454人となりました。
乗員乗客3711人だけでなく厚労省の職員、検疫官にまで感染が広がっており、改めて異常な事態といえるでしょう。
尚、昨日確認された99人の感染者の内、過半数の70人は特に症状がないとされていることから、さらに感染拡大する可能性が懸念されますね。
そんなクルーズ船ですが、本日、加藤厚生労働大臣はすべての乗客を対象としたウイルス検査の結果が明日19日までに判明すると発表。
その結果、陰性の乗客については明日から21日ごろにかけて、順次、下船するとの見通しを示しました。
当初から潜伏期間とされる14日間は検疫期間とし、船内に留まる方針としていましたから、これは当初の予定通りなのかもしれません。
後は何らかのミスで感染者が下船し、一段と感染が広がらないよう徹底してほしいですね。
抗HIV薬の臨床試験でエイズ関連銘柄に物色の波が!
そんな何かと世間を騒がせている新型コロナウイルスですが、菅官房長官は本日の記者会見で「国立国際医療研究センターを中心に『抗HIV薬』の臨床試験の早期開始に向けて準備を進めている」と発言。
タイなどでは抗HIV薬の投与で新型肺炎の症状が改善したとの報告があり、本日もスガイ化学工業(4120)、免疫生物研究所(4570)など、関連銘柄が人気化していますね。
スガイ化学工業(4120)
免疫生物研究所(4570)
他にもエイズに関連する銘柄はありますが、やはり物色人気は偏っている印象です。
一時、トランスジェニック(2342)も2016年に発表の「免疫生物研究所とCUREDの第三者割当増資を引受 抗HIV抗体医薬品の実用化推進へ」が確認され人気を集めましたが、すぐに失速し株価はマイナス圏での推移を続けています。
これまでの新型コロナウイルス関連銘柄といえば、マスクや防護服などが主だったものでしたが、今旬の関連銘柄といえばこの辺りになるのかもしれませんね。
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