新型肺炎患者にエイズ治療薬の投与を発表！
新型コロナウイルスによる感染者は日に日に拡大を続けており一向に沈静化しませんね。
本日14日の昼12時時点で世界の感染者数は64,438人、死者数は1,383人となりました。
日本国内でも続々と感染者に関するニュースが聞かています。
例えば昨日は、東京都内の70代のタクシー運転手から感染が確認。
他にも、神奈川県の80代の女性が国内で初めて死亡が確認されたり、千葉県の20代の男性は直近で渡航歴がないのに感染したりと、日に日に感染者が確認されており気付けば爆発的に拡大なんて事態も警戒されます。
そんな新型コロナウイルスですが、竹本科学技術相は本日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスに感染し肺炎を発症した患者に対し、既存のエイズ治療薬を投与し、安全性と効果を見極める治験に乗り出す政府の方針を発表しました。
エイズ治療薬を使ったことで発熱などの症状を抑え、体のだるさも解消されたとの実例もあります。
エイズ治療薬は過去にもSARSが流行した地域で患者に使用した実績もあるのですが、使用事例はまだ少なくはっきりした効果も不明とされています。
今後は薬の効果を検証していく模様ですが、喫緊の課題として現在の感染者にも投与していく形でしょうね。
本日はそんなエイズ治療薬に関する話題から、一部の関連銘柄が人気を集めています。
【4120】スガイ化学工業
【4570】免疫生物研究所
他もエイズに関連する銘柄は多いのですが、人気化しているのはこの2つのようですね。
先日も中国の保健当局が、新型コロナウイルスによる肺炎の治療方法を見つける取り組みが行われる間の措置として、米バイオ医薬品会社アッヴィの抗HIV薬「カレトラ」を治療に使用すると発表。
これによって思惑が働き株価を急騰させた実績のある銘柄ですから、再び人気を集めたのでしょう。
急騰から急落した直後でしこりも多く上値は重そうですが、来週はどのような値動きを見せるか要注目ですね。
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