アジア市場は総じて軟調な展開に！
引き続き、本日も日本市場は幅広い銘柄が売られる展開となっています。
前引け時点で日経平均は前日比365円安(-1.56％)の2万3013円。
マザーズ市場はさらに下落幅が大きく、前日比27ポイント安(-3.28％)の810ポイントとなっています。
尚、下落要因は先日から警戒されている新型コロナウイルス拡大に対する先行き不安です。
日本だけでなく、香港や台湾などアジアの主要な株価指数が軒並み軟調に推移する一日となっています。
日本での感染拡大に対する警戒か！？
沈静化を見せない新型コロナウイルスですが、日本市場での最も警戒されているのは国内での感染拡大でしょう。
先日、奈良県のバス運転手が新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたが、バスガイドの女性も感染が確認されました。
また、奈良県は昨日、感染が確認されたバス運転手が濃厚接触した人数は計22人に上ると発表しており、二次感染や三次感染が懸念されているのです。
他にもチャーター機で帰国した邦人もあります。
厚労省は昨日、中国武漢から帰国した法人206人の内、3人に陽線反応があったと明らかにしました。
ただし帰国者の内、2名が検査を拒否して帰宅したとの話も聞かれているため、万が一のケースも考えられるでしょう。
尚、武漢から日本人を乗せたチャーター機の第2便は本日の午前中に到着しています。
現地から210人が搭乗しており、午前11時半の時点で14人が医療機関に搬送されるそうです。
現時点ではコロナウイルスに感染しているか不明ですが、中国武漢の現状を見ると警戒してしまいますね。
最後に、潜伏期間は最長で14日程度とされています。
つまり今後新たに感染者が確認される可能性も考えられることから、当面はこの新型コロナウイルスを警戒した相場模様が続きそうです。
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